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大阪の大学生、手話サークル亜飛夢(アトム)さんにインタビュー!

こんにちは!七香です。❄️

先日出演した「とっておきの音楽祭」(出演レポートはこちら
では、手話サークル亜飛夢(アトム)による手話通訳がありました。

なんと、私たち(井上七香&加地礼奈)の自己紹介を手話で通訳してくださったんです!

私たちの紹介を手話でしてもらえたのが嬉しかったし、
やっぱり手話ってかっこいいなぁ、、、と。💭

同世代の人が大学で手話を勉強して、それを社会に役立てようとしている姿はとても刺激的で、やっぱり私も手話を頑張って覚えたい!と思わせられるものでした。

今回は、そんな亜飛夢さんに
手話サークルに入ろうと思ったきっかけや、手話サークルで学んだことをどんなふうに生かしていきたいのかを、伺いました。

当日、亜飛夢さんが手話コーラスのパフォーマンスをされていた様子の写真と共に、インタビューをお届けします。✍️



ーー今日は手話通訳をしてくださってありがとうございます!
よろしくお願いします!

こちらこそよろしくお願いします🌟

ーー早速なんですけど、亜飛夢のみなさんは、どうして手話を始めようと思ったんですか?

いっち:大学の入学式の時に座っていたのが一番前だったんですよ。
それで、手話通訳がよく見えて、その時にすごいなぁって。それで興味を持ちました。

りゅう:私は元々、福祉系のサークルに入りたいなと思って見学に行ってたんです。
昔、お母さんが手話を勉強していて、手話はちょっと知ってたというのもあって。あとは雰囲気でいいなって思って入りました。笑

りあ:手話を話せるようになったら、話せる人の数が広がるのかなと思って、入りました。

みんと:私は手話をするつもりではなかったんですけど。笑
りゅうに誘ってもらって、サークルの雰囲気がいいなと思って入りました。

ばっく:日本の人口はめっちゃ多いんですけど、その中でも0,何%の方は耳が聞こえない人っているじゃないですか。そういう人に会った時に、どう対応していいかわからない人が多いと思うんですけど、じゃあ僕が頑張って勉強したらその人たちの助けになれるんじゃないかって思うようになって。
それで、入りました。

るの:私の好きな有名人が、手話を使ってたんです。パフォーマンスの一つとして、それこそ手話うたをやったり、いろんな情報発信しているのをみて、そこに尊敬の気持ちがあったんです。

その有名人が手話だけで表現するってことをよくしてたりして、私もそれを読み取れるようになるのが嬉しくて、テレビで見れるのが楽しみというか。
知ってる人にしかわからない通じ合いかなと思ってます。

ーー聴覚障害のある方に出会ったというわけではなく、それぞれの生活の中でのきっかけから、学んでみたいなって思って入ったという感じなんですね。

ばっく:僕は両方って感じで、知り合いで耳が聞こえない人がいて、手話をやってるって言ってたのを聞いて。じゃあ僕も勉強します、みたいな感じでサークルに入ったっていうのもありますね。

ーー私も、聴覚障害のある方と会う機会が増えて、手話を勉強したいという思いが大きくなったんです。ただ、外国語みたいに、だんだん忘れてしまうんじゃないかという不安があって、、。みなさんは、手話をどうやって覚えてるんですか?

りゅう:結構日常で。例えば授業中とかに。笑
しゃべれられへん空気の時とかにこっそり。わかる人同士やったら使えますよ。笑

いっち:私は、ドラマのセリフとかを知ってる単語に置き換えてたりしてます。曲を聞いて、つけてみたりとか。

ーー確かに!歌だと結構覚えられますよね。

いっち:そうなんです。だんだん最初よりできる手話増えたなぁって。

るの:普通に生活してても音楽って流れてくるから。それに合わせて自然と手が動いてたりっていうのはありますね。

ーー手話通訳とかしてる人も、自然と手が動いてますよね。
(手話をたくさん勉強したら、それくらい定着するんだ、、、)

最後に、サークルの活動を通して、学んだことをどう活かしていきたいか教えてください!

いっち:まだまだ全然使えなくて。
私たちの劇を見に来てくださった方で、ずっと手話を使われていた方がいたんですけど、全然わからなくて(汗)
自分が全然知らない単語を使われてたりしたので、それをもう少し理解できるようになったらいいなと思っています。

みんと:聞こえない人など、いろんな人とコミュニケーションをするために、手話を活用していきたいですね。

りあ:まだ全然、サークルに入ったのも最近なんですけど、耳の聞こえない人と、コミュニケーションをできたらなと思います。

ばっく:たまに、ろう者の方と会ったりするんですけど、会話する時にいつも指文字ばっかりになってしまって。
そうじゃなくて、単語で、文法もしっかりして、コミュニケーションを取れるようになれたらなと思っています。

りゅう:バイトとかしてても、そういう人がもし来たときにもできたらいいなと思うし、コミュニケーションの手段として、手話をもっといろんな人に知ってほしいですね。

るの:ろうの方と話すときも、もちろん手話を使うと思うんですけど、普段のコミュニケーションとしてできたらいいなと。
手話が特別だとは思っていなくて。特別な時だけに使うのではなく、一つの言語として、今後も継続的に手話を使っていきたいなと思っています。




亜飛夢さんのお話を聞いて、手話は耳の聞こえない人のためのもの ということではなく、いろんな人とコミュニケーションをする手段の一つだという印象が強くなりました。

最近は、音楽のパフォーマンスやドラマの中にも手話を取り扱っているのが多く見受けられるようになりましたよね。

覚えたことのある手話を理解できたり、実際に使えるとやっぱり嬉しくて。
そのような小さな積み重ねを、日常の中で継続していけたらいいなと思います。✏️ちなみに最近は手話うたをやってみて、「にじ」とか「遊ぶ・庭」っていう手話を覚えました。🌈


亜飛夢さん、素敵な機会をいただき、ありがとうございました♪

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