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「小麦粉は本当に悪なのか?」問題について考えてみました

先日会った友人との会話から「小麦粉は本当に悪なのか?」問題について改めて考えてみました。

友人は体調不良をきっかけに、小麦アレルギー持ちではないけれど(緩めの)グルテンフリー生活をし始めたそうです。
元々パンや麺類が大好きな友人。
今はできるだけ食べないように日々我慢している、と。
プラスしてナチュラル系のサプリも飲んでいるようです。

さて、ここで考える。
巷ではグルテンは腸内環境を荒らす、と言われていますよね。
でも本当にグルテンだけが悪なのでしょうか?

私の個人的な考えではありますが、食べている小麦の質や量、そこに付随する添加物も大きい要因なのではないかと思っています。

ご存知の方も多いと思いますが、日本に出回っている小麦の9割が輸入物なので、外食となるとよほど気をつけて選ばない限り外国産小麦を使ったものになります。

そして日本に入ってきている輸入小麦の最大の問題点が、ポストハーベスト農薬が使われていること。
※ポストハーベスト農薬とは、収穫後の農産物に使用される殺菌剤・防カビ剤のこと。

この農薬は、発ガン性があり腸内細菌を殺すとされ、注意欠陥多動性障害(ADHD)との関係も指摘されています。さらに、アレルギーを引き起こす原因の一つとも言われています。

「大量に摂りすぎなければ大丈夫」と言われていますが、毎日毎食、長期的に摂り続けていると影響が出るかもしれません。

朝ごはんにパンを食べ、昼ごはんに麺、合間に小麦粉のおやつ、など。

私は焼き菓子屋を始めたほどなので小麦粉大好き人間ですが(お米も大好き!です)、それでも食べすぎないように気をつけています。

“食べないのではなくて食べ過ぎない”

朝パンを食べたら昼夜はお米。
パンを食べる場合は国産の小麦のもの。
(家で食べるパンはホームベーカリーで作っています)
プラス野菜多めに、肉や魚、大豆などのタンパク質も積極的に取る、をしています。

何事もバランスが大事かな、と。
健康に良いとされている納豆ですら、食べ過ぎると体に良くないと言われていますからね。。

「小麦そのものが悪いわけではない」

私は焼き菓子が大好きで、自分でも作りパティスリー巡りもして食べています。パンも大好き。(麺類の好き度合いは普通です)
素材を厳選して作っている自分自身の体感として改めて思ったことが「小麦そのものが悪いわけではない」でした。

小麦粉を抜いた生活が苦ではなく米だけでOK!な方はともかく、小麦粉大好きなのに食べることを我慢し続ける方が身体に良くない影響が出そうです涙

もちろん、小麦アレルギーの診断がなされている方や体質的に合わない方は摂らない選択になりますが、そうでない方は小麦粉の質や食べる量を気をつけてうまく付き合っていけば良いのではないかな、と思っています。

先ほども書きましたが、朝にパンを食べたら昼夜はお米。昼ごはんに麺類を食べたいなら朝と夜はお米にする、朝昼は小麦粉だったから、おやつは和菓子やフルーツにしようかな、などなど。

外食では国産小麦を使用したお店を選ぶ。
それが難しいなら、外食で食べる小麦の頻度を減らす。
身体に影響が出にくいスペルト小麦を選ぶなども一つの手です。

国産の小麦粉を選ぶことで、日本の農家さんの応援にもなりますしね!
ぜひ国産の小麦粉を選ぶ癖をつけてもらえたら嬉しいです。

食事は楽しくて幸せを感じることの一つ。

賢く選択&おいしく食べて、楽しく過ごしましょう!

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