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たまたま図書館に立ち寄ったら、またまた話が繋がって、来春の朝ドラがとても楽しみに~♬神木隆之介君待ってるよ

図書館の特設コーナーで見かけたお花特集につられて


昨日は検査結果を聞く病院受診の為、仕事は休み。           検査結果は『異常なし!』他の用事もないから、帰り道駅近の図書館に何げなく入ってみた。図書館なんて何年ぶり…

入口にはお花に関する本~野草ガイドブック、お花をモチーフとした手作り作品本、お花の図鑑、イラスト集などが沢山集められていた。

そうだ!と閃きが二つ。

①不思議つながりの、ぶんぶんどーさんが言っていた、賀来飛霞(かくひか)さんの植物の絵ってどんなの? もっと見てみたい。                  noteで私が告知した、野の花の刺繍を開始するため参考になるのでは?


②刺繍を開始するため、イマジネーションの源を探そう!

そんなわけで、ひょんなことから図書館に居座ることになってしまった。

探し出した本は、

牧野富太郎の生涯と植物画について書かれた、                 『牧野記念庭園開園50周年 花あればこそ吾も在り』 練馬区公園緑地課

②日本植物誌 シーボルト『フローラ・ヤポニカ』 八坂書房

③江戸の植物図鑑~花から知る江戸時代人の四季~ 細川博昭 秀和システム                            など5冊。


毛利梅園表紙MG_20220909_015005

賀来飛霞さんの本にはお目にかかれなかったけど、植物画に関しての歴史的事実を学びました!全然知らなくて面白かった。


②の本より:その昔長崎に来たシーボルトは、医学だけでなく、本国で植物本を作った経験があり、日本の植物の数々を緻密な植物画入りの本としてまとめ、出島に植物園を開園したのだと。知らなかったあ~。       

オランダに連れて帰れない奥様(元遊女お滝さん)を偲んで日本の紫陽花に奥様の名前を付けて愛おしんだとか…

医者と植物の研究の組み合わせはよくあり、何でかな?と思っていたけど、薬草の研究からきているのね。日本史をちゃんと勉強していなかったからだなあ。初めて知った。

また、シーボルトは長崎出島出入り絵師川原慶賀の腕を見込んで植物画を描かせていたけど、シーボルト事件(シーボルトが、オランダへの帰国時、持ちだし禁止の伊能忠敬の地図や葵の御紋入りの着物などを持ち出そうとしていたことが発覚し、大騒動に!)そのことや他の事件などで川原慶賀もおとがめを受け、彼は出島の出入りを禁じられてしまったとか。

その末裔は、私の気になる長崎波佐見焼の絵付け絵師になっていたら面白いな、なんて。同じ長崎ゆえに。そんなはずはないか…

①の本より:牧野富太郎の20歳ごろの写真は、宮本浩次さんとフィギアスケートの町田樹君を足して二で割ったようなイケメンで、50代ぐらいの頃は舘ひろしさんばりの素敵なおじ様、70代の頃は鹿賀丈史さん似、80代の頃はチャーミングな笑顔を振りまく魅力的な人物。

日本の植物画は、シーボルトと川原慶賀から、ともに本の制作にあたった伊藤圭介が東大での研究に繋げ、東大で牧野富太郎らへの活動に引き継がれていった。賀来飛霞さんとの関係は今回知ることはできなかったけど。

牧野富太郎は東大卒ではなく、高等小学校中退の学歴(優秀だったため、飛び級で2年だったか短期間で全過程を修了してしまったことにより)しかなかったため、東大での研究ができなくなった時期があったり…しかし、友人たちの助けでまた研究に戻ることができた。愛される人物だったのだろうなあ。

そのドラマチックな物語を来春NHK朝ドラで神木隆之介君がやるらしいから、先走って予習できてよかった。

その緻密な植物の絵で、気に入った花の名前もリストアップできた。

ユキワリイチゲ、キクザキヤマブキ、フクロクジュ、メタセコイヤetc

生涯独学で、野や山を散策し植物を愛した人。「私は草木の精である」とは牧野富太郎の言葉である。彼もまた、妻の名を新種の笹につけている。

スエコザサ』

東京都練馬区東大泉にある、広大な土地の『牧野記念庭園』にも心惹かれるから、そのうち行ってみよう。紅葉の頃がいいかな?桜の時期がいいかな?

①②を斜め読みし、③の本や、人が植物と共存し、着物の柄に花や葉を取り入れてきた事を記した本などを借りて、創作活動に夢膨らませながら図書館を後にした。

ご飯も食べずに9時過ぎから午後の3時まで、本を読破。

いや~楽しかった。図書館のこんな楽しみ方もあるのだなと気が付いた、秋の一日。

充実でした~最高!ぶんぶんどーさん、ありがとう💓


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