蠟梅、英語だとwintersweet。蠟梅の香りそのものを再現するのは諦めましたが、蠟梅が咲いている冬空の下をイメージしたブレンドオイルをつくりました。

蠟梅は、梅と名前が入っていますが、バラ科の梅とは全く別物です。クスノキ目ロウバイ科ロウバイ属に分類されます。ブレンドしたオイルの中で、クスノキ目に属するのはホーウッドのみです。でもクスノキ成分が入っているので、けっこういい線のブレンドオイルができたのではと思ってます。

寒空の下の蠟梅ブレンドオイル

ブラッドオレンジ　20滴
ベルガモット　20滴
マジョラムスイート　7滴
カモミールローマン　6滴
ホーウッド　5滴
フランキンセンス　4滴
ローズゼラニウム　3滴
イランイラン　3滴

全体的に甘い感じですが、マジョラムスイートが甘いながらもきつめのハーブっぽさ、ローズゼラニウムのちょっと青臭い感じが、生命の力強さを感じさせます。蠟梅の花の繊細さには遠いけれど、遠くから見た蠟梅の木全体の雰囲気は出せたかな、と思います。