見出し画像

主婦がキャリアツーリズムに参加した話

2022年4月末、せんのみなとさんを訪ねました。
「人と人とのナナメの関係をどうにか形にしたい」という想いを胸に
あるキャリアプログラムに参加するためです。

自己紹介からナナメちゃん誕生まで、
この記事が3作目(最終話)となります。
(◆1話はこちら
(◆2話はこちら

特別な誕生日プレゼント

ナナメちゃん着想が2022年3月。
翌月が誕生月というタイミングでした。
その頃、Twitterで存在を知ったご夫婦、せんのみなとのお泊りキャリア相談(=キャリアツーリズムテーマ)が気になっていました。
取り組みたいことがあるとはいえ、無職の主婦が相談にいっていいのか。
迷いがあったので、まずオンライン説明会に参加することにしました。
オンラインでのやりとりも不慣れで、
とっても緊張していたので「耳だけ参加」と決めていましたが、
どうしても話したくなってマイクをONに。

「主婦です。主婦だからこそできることがあるんじゃないかと思って…」
まとまらない言葉で、その頃胸いっぱいに抱えていた思いをひとこと伝えました。
このときすでに参加を決めていたと思います。

その日からは、アウトプットしまくる日々、下準備を重ねました。
お誕生日プレゼントに”一泊二日のひとり時間”をもらうことになりました。
(行かせてくれて、ありがとう!!)

参加目的

参加決意は40年の節目の一大事。
40歳になってもこんなにワクワクすることがあるのか、とうれしくもありました。
キャリアツーリズムライトへの参加目的は…
1.自分と向き合う
2.ナナメちゃんの走り出しのところの話を聞いてもらう
です。

1だけだったら参加していなかったかもしれません。が、結果1だけでも参加してよかったと思います。
主婦でも誰でも、これまでの自分と向き合うこと、時間をかけて自分を知ることがこの先を生きていく上で大切だと思うからです。
自分の話を総ざらい聞いてくれる機会はなかなかありません。
40歳。自分の棚卸し、本当にやってよかったです。

古民家で出会う

敷地内には竹林、軒先に梅や柿の木。
日本むかしばなしかなと思いきや、家屋からでてきたのはとっても都会的な雰囲気のお二人でした。
引き戸を開けると白檀の香り。
オフホワイトの壁と立派な梁が印象的な玄関口。
たたきをあがると思わずみあげたくなる高い天井。

モダン旅館のような、非日常の雰囲気に
「ここに一泊できるなんて・・・!」と静かに興奮する私。
明日、ここを出るまでに自分はどうなってるんだろ~~と身を任せたくなるような感覚でした。

そういうふうにできている、のこたえあわせ

ワークは、事前に提出していたライフチャートをたたき台に、短い問答を繰り返しながら行われました。
その中で、大切にしていること、物事の判断基準をどこにおいているか、行動の仕方、考え方のクセに気づかされました。
「ああ~、自分てそういうことだったのか」の連続。
経験してきたことが自分を作ってきたというより、自分だからこんな経験をしてきたんだの部分にフォーカスされ、妙に納得しました。

持続可能であるかどうかの基準をいちばんに

ワークを通して、私にとっていちばん大切なのは、
何かに取り組む上で無理をしないで長く続けられるか、という点だと気づきました。
これは私に限らず、万人にとって大切なことかもしれません。
が、自分の特性を一通り理解した上で、この点が自分の軸となり、健康に生きていく上で必要だと感じたので、
私にとっては特別大切な基準に思っています。
この基準が明確になったことで今、生活の中で行動の取捨選択がしやすくなりました。

肯定されつづける時間

時間にして約半日間、自分の話をし続けました。
話をきいてもらう、ってとてもうれしいことです。
自己理解ワークのあとは、
ナナメの関係の価値と必要性、
世の中のいろんな事象との話をさせてもらいながら、アイディアの整理ができました。
具体的な活動についてのアドバイスもいただき、今後の取り組みの方向性が決まりました。
そして、2日目の昼。「ナナメちゃん」が産声をあげます^^

以上が、主婦(私)がキャリアプログラムに参加したときの話です。
またここから生きよう、と思えるほどに背中を押してもらった経験でした。
帰ってからの私はナナメちゃんを軸にまさにリスタートしています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?