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「世界一不味い」と言われるメッコールを手に入れたので、7種類のコーラで飲み比べをした。


今回飲み比べをしていく7種類。

世界一不味いコーラと言われる「メッコール」を知っているだろうか。韓国生まれの、大麦を原材料とするコーラである。一和という企業が製造している。一和という企業は統一教会の関連企業である。そのため昨年末統一教会のバザーへ言った際に1本100円で売られていた為購入した。2018年頃缶の爆発騒動があり、姿を消したという話であったが、最近は復活したようだ。しかしあまり町中で見かける商品でないので実物を見て感動した。

購入をした後思った。本当にメッコールは世界一不味いコーラという称号が正しいのか7種類ではわからないと思うが、飲み比べをしたいと思う。

完全な主観と炭水化物、カロリーなどの表記を見ながらの感想とする。



1.コカコーラ


説明不要の王道。
原材料の一番最初は糖類(果糖ブドウ糖液糖)
100ml当たりの炭水化物は11.3g。45kcal。

甘さが最初に来てその後爽快感が来るが最後に甘さが口の中に残る味わい。このコカコーラの味を基準として味比べをしていく。


2.ペプシコーラ

こちらもコーラ界二強の一つ。個人的に驚いたのは、コンビニやスーパーなど買おうと思ったが、意外と売っていないお店が多かったことだ。

原材料の一番最初は糖類(果糖ブドウ糖液糖)100ml当たりの炭水化物は11.9g。48kcal。

ペプシコーラは柑橘系の酸味を強く感じる。コカコーラと比べると爽やかで若々しい印象である。コカコーラと比べてヘルシーな印象を勝手に持っていたが、カロリーや炭水化物が若干上回っていて驚いた。


3.メッツコーラ ブラック(トクホではないもの)/キリン

トクホではない普通のメッツコーラは一部のキリン自販機にしか置いていない様なので収集に苦労した代物。140円で購入。

原材料の一番最初は砂糖類(果糖ブドウ糖液糖)
100ml当たりの炭水化物は11g。44kcal。

強炭酸コーラと缶描かれているだけあって、飲んだ瞬間からシュワっと炭酸をダイレクトに感じる。味を感じる前に炭酸が口いっぱいに広がり、その後甘みを感じる。炭酸が強いためか炭水化物はコカコーラと大差ないが、あっさりと飲める味。炭酸が好きで太りたい人にはオススメ出来る。個人的にはアイスクリームにかけてコーラフロートにしたくなった。



4.ビバタイム コーラ カロリーライト(トップバリュ)


基本的にライトやダイエットと名のつく商品は被殻として避けているが、このシリーズはライトしか確認できなかった。イオン系列のスーパーで39円で購入した。今回最安値の商品。少し前まではトップバリュコーラとして展開されていた様であるが、昨年に少し値上げし名前も変わったようだ。

原材料名に水のみ記載。添加物として炭酸が一番上に書いてある。ライトのためかアステルパームも入っている。
350ml当たりの炭水化物は1.4g。

味としてはコカコーラのゼロを薄くした味。甘い後味はあるが基本的にすっきりとした清涼感が強い。個人的には残る甘みは好みでなかった。味が濃い食べ物と一緒に飲むのなら丁度いいかも知れないが、飲み比べで味わうとすると分が悪いコーラだった。


5.成城石井 クラフトコーラ


210円で購入。クラフトコーラを飲んだことがなかったので一つ加えてみたもの。

原材料の一番最初は砂糖。
100ml当たりの炭水化物は11.3g。45kcal。
特徴としては原材料の砂糖の次にレモン果汁、カムカム果汁が来ている点。炭酸は一番最後に記載されている。

飲む前の匂いでもフルーティな代物だ。
飲んでみるとフルーツ感とスパイスの強い苦みが口の中に広がる(カルダモン、オールスパイス、グローブ、シナモンなどが使用されている)。しょうが汁も入っているのでジンジャエール要素もある。

さっぱり感や炭酸感は少なく大人な味わいだ。また炭水化物とkcalはコカコーラと全く一緒であったが苦い味わいで全く違う飲み物であった。

コカコーラをコーラの味として認識している子ども舌な筆者としてはこの苦みを楽しむのにはまだ早すぎたのかもしれない。



6.神戸居留地 Las コーラ

業務スーパーで51円で購入。今まで見たことはあるが購入したことはなかった。

原材料の一番最初は果糖ブドウ糖液糖。100ml当たりの炭水化物は5g。20kcal。

コラコーラをすこし薄くした味。他のコーラに比べてコラコーラに近い。しかし甘さ→炭酸→甘さとなるコラコーラに比べて、炭酸のあとに来る甘さはなく、後味が美味しくない。その上炭酸のさっぱり感も少ない。飲みやすいとも言えるが、似ているだけに物足りなさを感じてしまう。



7.メッコール/一和

今回の主役ことメッコール。缶にsince1961と書いてある。80年代に発売されたと聞いたことがあったので少し驚いた。wikipedia情報であるが、ソウルオリンピックの頃に韓国でブームとなり、コカコーラ社やロッテが類似商品を出すくらいには流行ったらしい。

原材料の一番最初は大麦抽出液。100ml当たりの炭水化物は13g。51kcal。

缶を開けた瞬間香るコーヒーの様な焙煎の香り。今までのコーラは開けた瞬間甘ったるい香りかフルーティーな香りのため全然違う匂いでびっくりした。

飲んでみると不味いというより苦いのだ。冷たい缶コーヒーとコーラを敢えて一緒に飲みましたという味わい。コーヒー→コーラ→コーヒーという流れで口の中に広がる。コーラ風味を感じるときに炭酸感もあるが、飲み比べた中では少い。

ただコーラとコーヒーを一緒に飲もうとする人は余程の変わり者であり、筆者も今のところやろうとは思わないので世界一不味いかは分からないが、好んで飲もうとは思わない味だと思う。

また炭水化物とカロリーも比較対象の中で一番高い。コーヒーの苦みを舌で感じるのに何故なのか。成分表示とにらめっこしながら首を傾げた。

この不思議な味を体験してみたい人は韓国系の通販で扱われている所もあるようなので体験してみるのもありかもしれない。

まとめ

飲み比べをしてみて感じたのは、コーラの味=コカコーラかペプシコーラという固定概念があると思った。甘くてシュワシュワした飲み物と思うときに、炭酸感が薄くてコーヒー的な苦みを感じるのにメッコールが出てきたとしたら裏切られたという気持ちが強くなるだろう。その上新興宗教との繋がりがある企業の製品となると、「世界一不味いコーラ」という不名誉な二つ名がついてしまったのではないかと考える。

また7種類とも素人でも味の違いをかなり感じることが出来た。特にメッコールと成城石井クラフトコーラはイメージするコーラとはかけ離れた味をしていた。

やはり筆者はコカコーラが好きだという気持ちを強く持ったが、メッツコーラの炭酸感はかなり気に入ったので見つけたら飲みたいと思った。

ただ一番の感想とすると、年明けそうそう寒い中コーラの飲み比べをするのは間違えているので、コーラの飲み比べをしたい人は暖かい時期にやることをオススメする。


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