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雑談力を身につけたら世界は変わるのか


私は昔、超がつくほどの人見知りでした。

沈黙が怖くて大勢人がいる場とか、新しい人と話すとか大嫌い。

今もその傾向はありますが、自分を偽ることでなんとか克服。

でも、困ったらどうでもいい自分の話をして間をごまかすタイプで…本当は人に話を振って話が聞けたらいいなとずっと思っていました。

そこでこちら。安田正さんの「超一流の雑談力」

父の書斎から引っ張り出してきたので、父も私と似たようなことを感じているのかも。大きな会社の部長さんだけど、雑談力は年齢とか仕事とか役職とか関係なく、見つけたいものなんですね。自分だけの悩みじゃないことに安心。


本書の中では雑談力を身につける一流のポイントが38個挙げられています。

その中から私が特に心に留めておきたいと思った3つのポイントをご紹介。

2.テッパン話は、3回練習するとモノになる

そのときに、一文を短くすることとリズミカル(オノマトペ)に話すことに注意し、徐々に改善していく。確かに最終手段でオチる話は持っておきたい。。。

14.意図のない質問では会話はまず、盛り上がらない

相手のバッググラウンドや思いを深掘りできる質問をする

そのためには、目的を持って話すと次に次に話が繋がりやすい。

例えば、「相手のことを知りたい」という目的を持って話した場合

「阪神が好きです」

→(野球が好きなら盛り上がる話題を見つけたので)掘り下げるのもOK

→(あまりよく知らないなら)大阪のご出身ですか?

目的を持っていれば、自分がよく知らない範囲の話でも質問をずらすことができます。

17.振り返りができる人間は強い

ジャンル問わず様々な本にも書いてあることですが、振り返りは重要です。分かっていてもやらない人が多い中で、自分はやると必ず力がつくと私も思っています。(思ってはいます。が...というところですよね。)

雑談力では会話が終わった後、話した内容はメモするように心がけましょう。

確かに、美容院などで1回目で(適当にした話でも)自分のことを覚えておいてくれたらとても嬉しいもの。小さなことでも拾っておけたら次の会話は一歩リードです。


こんな感じですぐに実践できるポイントを端的にまとめてくださっている本です。

興味のある方はぜひ。

「超・実践編」も出ているそうです!読みたい。


雑談力を身につけたら、世界が変わるかはわからないけど

いろんな人の「本当」を聞くことができたら、それってすごく意味のあることだよね。