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25歳のJ-pop ギャルラッパーに気付かされたこと。

J-pop 、ギャルラッパー。そんなカテゴライズでチョットダサイとか思わず聞いて。彼女の言語は私と近いものがあるからなのか?
めっちゃクリスタルクリアに気づかせてくれたことがある。

数日前だったかな?ある日の昼下がり、上の子供を学校に迎えに行った車内で、好きな音楽の話になった。ひと昔前に私が聞いていたチャンミナというギャルラッパーのdoctor という曲を娘が急に口ずさんできた。彼女が普段聞いてるのはコテコテのhip hop なのに、、、笑

https://open.spotify.com/episode/2Pxy3DGP13kXnLwfK0ZDgd?si=9xM_wj1ETbygSDc1d7J3gg

このエピソードからも分かるように、笑笑
私達のpodcast 新作アップしましたー。コレに引っかかるセンスの持ち主の4人目の方。BGMにどーぞ

話を戻して、そんな車内で、娘がこの曲懐かしいから久しぶりに聴きたいと言われて流した曲


この曲は、日本の流行り文化みたいなのを皮肉った歌。

この曲で彼女がいいたいコトは、多分

叶姉妹の言葉を使うと、「たとえ100万人が楽しそうにしていたとしても。そこに楽しめるものがない。この世にたった1人のあなたは無理に笑うことはありません」となりますが、

チャンミナがいうと、
聴き飽きたんだよもう全部。
見飽きたんだよこのブーム。
This is no flavor syndrome(味がない症候群)
お前らじゃ味がしないんだよ, hey
となります。笑

いいんです。上から目線で世の中の矛盾や変だと思うコトを素直な表現で、勢いと本音の歌詞が私は好きです。

もししたら10年後くらいに、うわーめっちゃ恥ずかい!ってなってもオッケー。

そこをちゃんと言う覚悟がある人が多いとは思わないので、リスク取って堂々とケンカ売ってるんだよ!の体制。怒りは正常な反応ですよね。

私の言語はチャンミナよりですが、品をつけていきたいので、叶姉妹風に変換して行くと良さげですね。何の話?笑

とにかく、その流れで彼女の曲をYouTube で見出した時に一つの曲が目に止まる。この曲

それが

[美人]という曲。

彼女は韓国人の母、日本人の父を持つ韓国生まれ、3歳くらいから日本とLAを行き来して育ち、17歳で、ラッパーデビュー。初めてのミュージックビデオをYouTubeにあげmillionビューを見られるも、寄せられるコメントの9割は彼女に対する音楽のものではなく、容姿を批判するものだった。

その時彼女は精神的に不安定になり、落ち込み、激痩せした。その不健康な痩せ方をした時周りから、何か可愛くなったね。とかの評価をされ、
何なのコレ?おかしくない?と思った。という。
今になって、当時の自分のような状況に陥り、見た目コンプレックスを抱え、周りからの評価に苦しめられながら生きてる子が死ぬほどいるのを目の当たりにして、初めて誰かを救いたいと思って書いた曲がコレ。

社会問題にもなっているルッキンズムを考えさせられる曲でもある。
私もメイクのことをやりながらコレを考えずにはいられない部分ではあったので、彼女のメッセージは深く刺さったのかもしれない。


ルッキズムとは、「人の外見に基づく差別」のことを指します。 また、「美人」とか「イケメン」といった言葉で表されるような人の外見を特に重視して物事を判断する傾向として外見至上主義と呼ぶこともあります。

ルッキズムの説明

日本武道館のこの演出はマジでかっこいい!!
世間の言われる可愛い何てくだらない!!
デビュー当時の彼女自身を救うメッセージが元に作られたもの。良かったらどーそ。

この25歳末恐ろしい、、、。

彼女はインタビューでもこう言っていた。私は誰に何を言われても一つだけ、たった一つだけ守りたいものがある。それは小さい時に韓国語と英語と日本語で音楽を作り続けていたあの頃の自分。どんな辛い目にあっても、ノートの中だけは自由だった。何語を使っても、誰にも分かってもらえなくても良かった。自分だけが読めれば良かった。
そんな幼少期の音楽に純粋に憧れて夢見る自分を私は絶対守りぬく。それだけは絶対変わらない貫いているもの。

だから、彼女の言葉には覚悟がある。
私は彼女の一番好きな部分は、自分の中から真っ直ぐに出て来るものを表現している様。
自分に正直にいることを貫き、努力している。彼女は努力してるとも思ってないだろうけど、、、?

私は正直、メイクしてカッコよく磨いているチャンミナの姿の方が好き。でも、あの演出は彼女がやるからカッコいいわけで、
ちゃんと自分を本気で貫く姿勢。音楽、演出、見た目全てを使って表現しようとしているアーティストとして、表面的なことでしか評価出来ない奴らにカウンターキメる意味での、全部拭き取って、

Look at this!!!みてみろ!
(私は裸一貫で、このままで)
I’m fucking beautiful クソ美しいんだよ!

当時のアンチコメントの奴らを全員黙らせた。
と同時に、沢山の同じ境遇を経験した人達の心臓をブッ刺したに違いない。

だから、何の努力もすることなく、もう全てのこと諦めて、努力もせずに、やる気もなく、私はこのままでいいんです。今の姿でひっそり生きると決めました。ありのままの自分を受け入れます。とは全く全然違う。

そして、私が寄り添いたい人達もここでクリアになった。メイクで1番大事にしているのが、その人らしさ。その人だから出せる魅力。

色んな役割を取っ払って、〇〇らしさという世間で決められた正解を無視した時に何が出て来るのか??
その人が自分である為の時間。そこと向き合う為の時間として、このレッスンがあったらいいのかもなーと言うことがクリアになったのでした。

チャンミナさんありがとうございました。私は彼女よりかなり年上ですが、本気でリスペクトの意味で敬語使わせてください。

色んなジャルン、色んな年齢、色んな人達、作品や経験を元に沢山影響されて、私も日々進化して行きたい。



嬉しいです。自分の為の自己満で始めたものでしたが、誰かに届いてたなんて感無量。