貸し農園で「菌ちゃん栽培」
体験農園(貸し農園)で菌ちゃん栽培?
わたしは家庭菜園士として活動していますが、そのなかの仕事のひとつに「農園アドバイザー」というお仕事があります。
千葉県松戸市にある「マイファーム松戸千駄堀農園(体験農園)」開園から、ずっと管理人をしてきました。
耕作放棄地再生農園で、耕作放棄地に出る特有の雑草と悪戦苦闘しながらやってきましてようやく一年ちょっと経ちました。土が悪かったのですが、使ってくださる(栽培)利用者さんのおかげで、農園らしくなってきたところです。
雑草をうまく活用しながらの栽培を利用者さんとやってきました。
そのなかで、一部利用者さんに薦めてきたのが「菌ちゃん農法(糸状菌を発生させる栽培)」でした。以前から、菌ちゃん栽培実践者はパラパラといらっしゃったのですが、さいきんは「菌ちゃん先生のファンなのです🥰」という新規利用者さんがどんどん増えています。
菌ちゃん栽培は大きくわけて二種類?
菌ちゃん栽培、菌ちゃん農法には大きくわけて二種類あり、
・糸状菌を発生させる方法
・生ゴミ堆肥、生ゴミのぼかし(菌ちゃんは「漬物」と呼んでいますね)を利用する方法
どちらも実践可能です。
生ゴミコンポスト、たい肥、ぼかしづくりにはいろいろな種類、方法があります
マイファーム松戸千駄堀農園では、菌ちゃんの漬物(生ゴミ堆肥)のほかにも、さまざまな生ゴミコンポスト、たい肥づくりを実践し、栽培のための肥料を使わずに野菜を育てている方が多いのです。
わたし自身が自宅でも農園でも堆肥づくり、コンポストをやっているので、みなさんにもおすすめしています。
以下、わたしが書いたコンポスト記事を紹介します。
わたしの担当編集者さん、ゼロウェイストのインフルエンサー野村蘭さんの構成が素晴らしいので、使いやすい内容になっていると思います。
(野村蘭さんのインスタグラムフォロワーは15万人とか!!!!!!!!!!!!!!!!)
最低限のアイテムでかんたんに始めるのにおすすめ「バケツコンポスト」
バケツコンポスト(プランターコンポストなども)は水分調整が難しいので、あまざらしの農園では失敗する可能性もあります。
雨(水分)の調整ができれば、農園でかんたんに堆肥が作れるのですが。
水分調整がかんたん。すぐに使えるたい肥をつくるのにおすすめ「洗濯ネットコンポスト」
成功率が高い「段ボールコンポスト」
などなど。
農園でおすすめしている方法はもっといろいろあります。
・農園に来られる頻度
・農園でつくるのか、自宅でつくるのか
など、希望を聞きながら、「この方法がおすすめですよ」と紹介できます。
例えば、
資材を最低限にしたい(安く抑えたい)という希望があれば、
土だけでもOK。米ぬかもあればもうほかに何もいらないとお伝えします。
わたしは、かんたん、難しくない、安い(コストをかけない)が好きです。
菌ちゃん栽培仲間もできます🌱
利用者さんのなかでも、徹底的に、菌ちゃん先生の教えに忠実に、菌ちゃん先生が販売するアイテムを使って栽培しておられる方もいます。
ボカシ作りのアイテムから、黒マルチまで、
菌ちゃんグッズでやっている方がいらっしゃるので、わたしも楽しんで経過観察させてもらっています🥰
菌ちゃん栽培を下地に、ちょっと応用させつつ楽しんでいる方も多いです。
菌ちゃん先生ファン同士、交流を楽しんでいる方もいます。
ひとりで黙々と畑作業に没頭する時間を大切にする方も大歓迎
日常のしがらみ、気疲れなどのストレスから解放されたくて農園にいらしている場合も多いです。
人付き合いがちょっと苦手…という方にも対応している農園なので、好み、こだわりについて、希望を聞きつつ。