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AI翻訳アカデミー受講生登場④

ここ最近、塩貝香織氏主催のAI翻訳アカデミーの受講生と思われる人のブログ記事が増加傾向にある。筆者の感覚では、11月末から現在にかけて特に増えている印象だ。

これらのブログは、塩貝氏が代表を務める株式会社ファイブアイズ・イングリッシュが過去に複業クラウドにて募集していたライターによるものである可能性が高いが、特にPR表記が無いため真偽は不明だ。


https://talent.aw-anotherworks.com/projects/38762

仮に依頼によって書かれたものならば、PRと表記しなければ景品表示法に違反したステルスマーケティングに該当する可能性がある(あくまで一般論)。

筆者が確認する限り、記事が投稿されるサイトは主にAmebaブログ、Note、はてなブログだ。

Ameba

Amebaにおいては、AI翻訳アカデミーを紹介する記事は全部で11個確認されているが、このうち10個はアカデミーを肯定的に紹介するものだ。そして奇しくもうち3人、記事6つは、AI翻訳アカデミーに関する記事がそのアカウント"唯一"の記事になっている。

https://search.ameba.jp/search/%E5%A1%A9%E8%B2%9D%E9%A6%99%E7%B9%94.html

なお、このうち2つの記事を投稿している英語コーチChikara(横田力)氏は、2021/3/10の記事『最新【英語副業】「○○○○英会話コーチ」とは?』において、高額情報商材ビジネスを行っていた株式会社REGOLITHの(元)社員と思われる柳川和貴氏が代表を務める株式会社E-Lifeの主催するサービス「ジェニーのメンタル英会話」を宣伝していた過去もある。
↓参照

またChikara氏は、過去に「英語ほど間違った情報やインチキがまかり通っている業界は無い」「翻訳についてもTOEIC500ですぐ仕事ができるようになるというような間違った情報を見かける」等とも発信しており、そのスタンスは全く以てハッキリしない。

Note

そしてNoteでは(七瀬とぶみにゃんご氏を除いて)、3件確認できる。Noteでのアカデミー受講生に関する記事については、過去の七瀬の記事でも書いているが、他サイトと違い、比較的著者のキャラ設定が立っているのが特徴だ。

赤枠で囲ったもの
https://note.com/search?context=note&q=ai%E7%BF%BB%E8%A8%B3%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%87%E3%83%9F%E3%83%BC&sort=new

はてなブログ

そして、はてなブログで1件見つかる。設定が比較的ガバガバな印象がある。

Yahoo知恵袋

なお、ブログとはまた違うが、アカデミー開始から間もない頃に、Yahoo知恵袋にて、矢鱈に、無根拠にAI翻訳アカデミーに肯定的な回答が寄せられていたこともある。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12286021217
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12286021217

※「AI翻訳アカデミーの体験レッスン」などというものは存在を確認できない
因みにこの回答者2人は、何とも奇遇なことに、回答履歴が本件に関するものしか無く、まるでこの質問に回答するためにわざわざ作られたアカウントであるかのようだ。また後者の回答者の、現役翻訳家らに対する挑発的言動は、過去に高額情報商材ビジネスを行っていた森谷式翻訳カレッジ公式Twitterアカウントの発言と偶然にも酷似している、との指摘もある。不思議なこともあるものだ。

おわりに

以上で紹介したものは「AI翻訳アカデミー」「AI翻訳起業」「塩貝香織」等で検索してヒットしたサイトのため、より詳細に調べれば、これ以外にもまだまだ沢山の記事が見つかると思う。

なお、今回はAI翻訳アカデミーの受講生らしき人物の記事及びアカデミーにやたら肯定的な記事について紹介したが、この他にも否定的な記事も存在するが、いずれも「内容がほぼ同じ」という奇妙な現象が起きている(一部は現在削除されている)。

何が起きているのか筆者には見当もつかない。


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