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「マホト氏案件から考える認知的不協和とサンクコスト」

今泉自身は『彼と別れる気はまったくないし、元気な赤ちゃんを産みたい』と話しています。2人は関係を立て直そうという意思があるようです

事件の内容がアレなんですが、マホトさんも今泉さんも知らないんですよね!!

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上記の内容で、認知的不協和を解説できるかな、と思ったのでした。
いや、本当はゾッコンなのかもしれないけど。

認知的不協和とは、人が自身の認知とは別の矛盾する認知を抱えた状態、またそのときに覚える不快感を表す社会心理学用語。アメリカの心理学者レオン・フェスティンガーによって提唱された。人はこれを解消するために、矛盾する認知の定義を変更したり、過小評価したり、自身の態度や行動を変更すると考えられている。

最近は認知的不協和というのも、けっこうしられるようになってきたけれども。

人は自分の中の認知のに矛盾が生じている場合に、勝手に齟齬を補正するということがある。

たとえば今回の事件・事例を元にして考えてみると(事実はどうかしらないけれども)

最初は全然、好きじゃなかったA氏と付き合うことになったB子。
なんか色々あって、子供ができちゃった!

そうなると、子供ができるから結婚しなきゃいけない、いまやっている仕事もやめなきゃいけない、いろいろと出費がかさむし、手放ししないといけない、さらにはA氏はあんまり評判がよくないので、頭を下げて許しを得ないといけない。

と、いろんなものを 投資 しなければいけなかった。

で、そこまでしてやっと、結婚するよー と発表した段階で、

A氏がとてもやばいことやってて、もう結婚どころじゃない。

となったときに、不協和が生じる

ごく一般的な感性と感情でいうならば、A氏とばっさり関係をきってもいいように思う。しかし、すでに多大な投資をしてしまっている。

そのため

・多大な投資をしてしまっている = 価値がある

・A氏はくずだ = 価値がない

という二つの感情が入り混じることになる。

このときに合理的な判断ができればいいが、そうできないと、この矛盾を解消するために A氏が自分にとって価値がある、という幻想を抱き、自己矛盾を解消しようとする。

これらは、新興宗教等において、予言が外れた場合や反罰を受けた場合や、テロ組織が社会から阻害や孤立するときにも似たようなことが生じうる。

外部から、拒絶や否定をされるほどに、信仰心や団結心が強くなる。

株に例えれば、上がると見越して、全財産の他、借金まで背負って、勝ったところで、それが無価値だと言われても、信じられない。信じることができない。

なぜならば、もしたとえ無価値だったとしたら、全財産や借金までした自分が馬鹿みたいじゃないか?

もはや、捨てることはできない。

だって、捨てたとしてもなにも戻らないのだから。

子供ができ、育てなければいけない。
ばかな女だと世間から蔑まれる。
働くにもすでに手放している。

そういった状況で、すがるのは、それだけのことをして手にしたものが、望んだものが、それ相応の価値があると、信じることしかない。

それが幻想だとしても。


しかし、それでもそれは幻想なのだ。

事実ではない。

B子が幸福になるのかどうかはわからない。

幸福も不幸も主観なのだ。本人がそう思えば、それが真実。


しかし、事実は変わらない。

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