大切が大切ってこと、ちゃんと思い出せるように
私が文章を書く理由のひとつに「覚えておきたい」というのがある。
うれしかったことも、楽しかったことも、悲しかったことも、なるべく覚えておきたい。
喜びであれ悲しみであれ何であれ、その瞬間にしか書けない瑞々しい感情が「その時」の文章には宿っている。
どんなに忘れたくないと思ったことでも、少しずつ忘れていってしまう。だから、書いて残しておく。
心の中で「忘れないぞ!」と覚えておくよりも、書くことでより記憶に刻み込まれるから。
それにもし忘れても、読み返せば思い出すことができる