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残念無念、所詮そんなもんやねん。

今日はまたとても良い日を過ごしました。

以前、今自分は人生のシーズン3にいて、本来の自分を取り戻しつつさらに進化していくだろう、というようなことを話しましたが、今日もその一歩を踏みしめられたと思います。

いや、このタイトルから実際は、進化というなんだか前向きで軽やかに格好よく飛んでいくような感じではないことは、勘のいい方なら気が付いていると思います。

はい、そうなんです。この「残念無念、所詮そんなもんやねん。」と言うのが、今日浮かんできた自分にとってとても大切な発見でした。すんごい関東人の似非関西弁でごめんなさい。でも韻を踏みたかったのよ!

それはともかく、いったいこのタイトルは何なんだ?というところになると思うのですが、要するに今日は、私がこれまで格好よく華麗に美しい社会人になろうといろいろ試行錯誤してみた結果、自分が理想としていたカッコいいそういう人にはなれないしならなくていいという結論に至ったのでした。

いや~、残念だわー!でもなんか気が楽になったわー!

そう思えてなんだか目の前が開けてきた感じだし、その理想に固執しなくても面白いことはたくさんできる、むしろ自分に合ったペースで自分にあったレベルで無理なく楽しくできそうだと感じられてとてもうれしかったんです。


以前からお伝えしているように、私はこれから独立してどこにも属さずにフリーランスか自営業で生計を立てていきたいと考えている人間の一人です。それってどんなに大変か、私は今の会社がすごく小規模だった時から携わっていてその変化を直に見てきたので、肌で感じていました。もちろんその会社だってある程度かたちになっている状態で私は入社したので、その前の苦労話は想像を絶します。

そうやって事業立ち上げの時期の「大変だった」という話を聞いて、私は自分で勝手に自分にものっすごいプレッシャーをかけていました。「事業やりはじめたら大変だぞ、怖いぞ、負けるぞ、つぶれるぞ」などなど。そうならないためにどうするか?ここで一つの誤りがありました。そうです、私はそうならないためには「すごい自分になればいい」と思っていました。これは私の大きな勘違いだと思います。

「すごい自分になる」ということは私の中で、「自分がすごいと思う人の真似をする、むしろそれを超えなければ」と思っていました。例えば私はマーケティングで考えるところのイノベーター理論の中のアーリーマジョリティーあたりに属すると思います。でも、事業をやるにはそこにいたら情報が遅い!イノベーターにならければ!といった感じです。もしくは、自分が最も苦手な分野、「交渉」は仕事にはつきもので、そこをなんとかできるようにならなければ…と思っていました。これがむちゃんこ辛かったんですね。

こんなつらい気持ちで事業をして続くはずがない…多分どこかでそう思っていたのかもしれません。あるいは、最近はもう無理なく流れに乗って生きれるような感じがいいなという考え方に変わってきているからかもしれませんが、上記のような「そういう人にならなきゃ」というしがらみが少しずつ薄れてきていると今日は強く思いました。

別にイノベーターじゃなくてもいいや~。アーリーマジョリティーができる役割を果たせばいいや。それが別の誰かにとってはイノベーターかもしれないし、誰かにとってはラガードかもしれないけど、それがイノベーターにとってのイノベーターかもしれないし。そんなの誰にもわからない。だから自分が分かって自分が提供できることでいいんだ、という感じでした。

それから、私は人付きあいがものっすごい苦手なのでw交渉とか本当に無理!!とあらためて思いました。今身近でこの交渉がものすごいうまい人がいるんですけど、いやそれを自然にできるって本当に天才だと思います。私は割と思ったままを口にするか黙ってしまう人間なので、うまいこととか言えないんですよね。。でも自分がそうだとわかったら、交渉がうまい人と何らかのかたちで組んでもいいし、そういう交渉が極力少なくて済むフィールドに行けばいいなって思いました。

上記のような考え方は、多くの人にとっては普通というか、自分の苦手なところにそこまで注力せずに、得意なことをうまくやって事業をしているんだと思いますが、私はここですらもつまずいて迷って何とか結論を出すというものすごい面倒なプロセスを経ないと先に進めない人間だということを改めて実感。そして、私は自分なんて残念無念、所詮そんなもんやねんくらいの人間だし、それでもこうやって安全に生かしてもらっているのだから、その中でできること、やってみたいこと、やらせてもらえたらうれしいなと思いました。

現在、また新たに取り組んでいることがありまして、小さくいろいろとやってみています。やってみては失敗して、かたちになってるものが何一つないんですけどwこの過程も好きだし楽しいな~と感じているのは自分にとってすんごいいい感じです。これ好き。

私は、何かがかたちになるのを星が生まれるイメージと重ねます。想いやイメージは星雲というかガスの状態で、それが衝突したり集まったり散ったりいろいろ繰り返していくうちに、少しずつ星の核ができる。そしてそれが次第に大きくなっていく、という感じですね。私のする事業が星ならば、今はまだまだガスや塵の状態。星になるには程遠いっすね…。

でも星になるまで諦めることはないと思います。どんな星になるのか、私にも全く分かりません!それまではたくさん試してたくさん失敗して、たくさん学んでとにかく突き進んでいこうと今日思えました。自分が一番「いい」と思える感覚でね。そうでなくてもあれやこれやチャレンジして迷走したくなっちゃう性格なんだから。

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