卒業とは 別れであり 別れとは 寂しいものである それなのに 卒業には 「おめでとう」 と言う その意味は 未だにわからない いや わかるのだけど わかりたくない 自分がいる
恐れた足で 飛び込んだ海でも 案外泳げることもある それなのに 怖いからと 眺めているだけの海は 溺れることもないが 次の島へ 行くことも できないんだ 飛び込んでみよう 泳ぎ方は そうやって 身につけるもの
自分だけ 一方的に話して 相手の話には 聞く耳を持たない というのは ある意味 自分勝手だと思う それに 結局のところ 大抵の 人間関係は 話し合えば 少なくとも 悪くなることはない 感情的な時こそ 聞く耳を持とう それが 大人の対応 じゃないかな
僕の話をすると 生きづらそうとか 捻くれてるとか よく言われる でも じゃあ 逆に聞くけど 生きやすくて 真っ直ぐな人生って 楽しいだろうか 人それぞれだから わからないけど 少なくとも言えるのは 誰が何と言おうと 僕は 自分の人生が 一番好き
運は 良いか悪いか ではなくて 貯めるか使うか 徳を積めば 運は貯まり 逆に 悪徳を重ねれば 運は逃げていく つまり 運は 操ることができて それすなわち 平等であることを 意味している
よく 最後だから 写真撮ろう と言う人がいる でも よくよく考えたら 最後だけ って ちょっと 寂しいや そう思ってからは 最初から 写真撮ろう そう言うようにした ちょっと 照れくさいけどね
人生の幸福度は 何で決まるのだろう ある人は 富と言う ある人は 名声と言う でも 僕は 思い出と言う だって 死ぬ前に 思い出すのは お金でもなく 地位でもなく 楽しかった過去 だろうから 思い出を増やせ お金も地位も その手段でしか ないのだから
いつも 楽しそうにしている 僕だから 楽しくなさそうにしていると それだけで がっかり されることがある でも それって 君が僕に 期待している だけ 別にいいじゃん 自分が楽しければ そもそも 僕は君の 欲求を満たすために 生まれてきた わけじゃない
生きていると 誰も悪くない 出来事に 出会う でも だからと言って 自分が悪い なんて思っちゃ ダメだよ いいかい? 誰も悪くない話 なんだよ? いいかい 誰も悪くない話 なんだよ 誰も 悪くない 話 なんだよ
人は 不安が 訪れると 闘わなきゃとか 逃げなきゃとか 考える でも 無茶して 闘わなくても 無理して 逃げなくても いいんじゃないかな 大事なのは 向き合うこと 闘いもせず 逃げもせず 向き合えれば 自ずと 不安は 消えてゆく
落ち込んでいると 俯きがちだ でも 俯いていたって 水溜まりには 虹が架かる そしてそれは いつかに 天を仰いで 見えた虹と 同じじゃないかな 上ばかり見なくていい どうせ虹は架かるから
誰しもが 花咲くことに 憧れを抱く けれども いきなり 花のように 咲くことは難しい 花にだって 咲くことのできない 季節はある 焦らなくていい 蕾から花を 咲かせればいい
好きな人が 好きだった人に なった永遠 好きだった人が 好きな人に なる瞬間 そこには 時間と距離を 飛び越えた 想いがある そこに 飛び越んできたら 刹那 あの時の 瞬間が永遠になる 永遠になったら 抜け出せない これは病 恋の病
僕の友達は 僕の味方でいてくれる 君の友達は 君の味方でいてくれる それでいいじゃない わざわざ 敵対視せず かといって 馴れ合いもせず 自分には 自分を認めてくれる人がいる それでいいじゃない
忘れないと 思っていても 人の記憶は どうせ忘れる けど 忘れたくないと 願っていれば わがままでいれば その記憶は 案外忘れない 強く望め 望まなければ 今日も忘れる
ひとりに 愛されるのは 運もある と思うが みんなに 愛されるのは 実力でしかない と思う でも 「みんな」は 「ひとり」の 集合体だ そうならば ひとりに 愛され続けた人が みんなに 愛された人だ だから 運も実力のうち と言うんじゃない