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最初はこんなものでしょう

昨夕のフジテレビ系「MUSIC FAIR」に乃木坂46が出演していました。そして、いろいろと見どころのある番組でした。


まずTUBEとのコラボで久保史緒里や山下美月などの主力メンバーを出すのではなく、五期生の井上和、菅原咲月、五百城茉央の三名を出したところに、これからは五期生を売り出していくのだという運営側の意図を感じました。他のアーチストと一緒に歌うとなると、それなりの歌唱力が問われるわけで、これまでであれば生田絵梨花、久保史緒里といったメンバーを出したところでしょう。生ちゃんは卒業しましたが、久保ちゃんはまだまだ現役メンバーですし、三期生・四期生にも伊藤理々杏、賀喜遥香や柴田柚菜といった歌唱力のあるメンバーがいるにもかかわらず、三名すべてを五期生に担当させるとは世代交代を肌で感じました。

運営側にはそういう意図があったと思われますが、四期生はスタイルのよいメンバーを選び、五期生は歌唱力のあるメンバーを採用したようなので、その成果がこういう時に活きてきたと思います。ただそうなると三期生の柴田柚菜とか現在休業中の林瑠奈など先輩歌唱メンバーが今後は割りを食うことになってしまうのでしょうか。それはちょっと可哀想でもあります。


さて、今回の番組であたし的に最大の注目は乃木坂46の公式ライバルとして結成された僕が見たかった青空が乃木坂46と共に出演していたことです。ちなみに「僕が見たかった青空」がグループ名です。乃木坂46もAKB48のライバルとしてスタートしましたが、一部の人に注文されたくらいで、当時のAKB48の人気を崩すなんて誰も想像もしていなかったはずです。いまでこそ乃木坂46は顔面偏差値の高いグループと呼ばれ、そのように世間からも認知されていますが、デビュー当時の乃木坂46はメンバーも垢抜けて折らず、もちろん顔面偏差値など誰も言っていませんでした。

昨晩のMUSIC FAIRですが、そういう両グループの共演だったので、何かしらから無ところはあるのかと思いましたが、何もなかったですね。もちろん乃木坂46の楽曲を一緒に歌うなんてシーンを期待したわけではありません。一緒にスタジオトークに並んで座っていたので、クロストークくらいはあるかと期待してみていたのですが、一言も言葉を交わすこともなければ、公式ライバルという話題を振られることもなく終わってしまいました。これは何か大人の事情が働いているのではないでしょうか。そんな風に邪推したくなる視聴後の感想でした。

そんな僕が見たかった青空ですが、印象としては「まだまだ、これから。デビューしたころの乃木坂46と同じで、現時点ではどうなるとも判断できない」です。乃木坂46も、共学の公立校のAKB48に対して私立の女子校というイメージは後から形成されたものですので、僕青もそういう独自のイメージ、ブランディングを見つけることが大事でしょう。現時点では判断できないと書きましたが、イメージカラーなどからは日向坂46とかぶるところが多いですし、パッと見たメンバー印象では櫻坂46の三期生と雰囲気が似ていると感じました。同じようなグループカラーでは差別化ができず人気にも繋がらないので、やはり僕青独自のイメージを作り上げるのが先決ではないかと思いました。
https://www.rockfield.net/wp/?p=5007

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