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鎌倉 鶴岡八幡宮例大祭に遭遇する

私の従姉が神奈川県の逗子市で絵の個展を開いているというので、この機会に久しぶりに従姉に会いに逗子まで行くことにしました。

逗子と言えば近くには鎌倉幕府で有名な鎌倉があります。ついでに久しぶりに鎌倉にも立ち寄ろうということになり、妻と出かけました。

時間に限りがあったので、鎌倉駅から観光客向けの土産物店や飲食店が軒を連ねる小町通りを鶴岡八幡宮まで歩き、そこで見学・お参りをしてこようと急遽昨晩予定を立てました。

埼玉県内には先人たちが「いざ鎌倉」と馳せ参じたであろう「鎌倉街道」と呼ばれる道や古道がいくつも残されています。しかし私にとっては鎌倉なんて遠足で行くようなところでしたので、ほとんど行く機会も無く、本当に何十年ぶりかの訪問となりました。

小町通りにはたくさんのお店が建ち並び、食べ歩きやお土産選びに楽しい通りでした。おいしいメンチカツ、しらす丼、豚まん、かき氷などいただきながら鶴岡八幡宮に着きました。

すると全く知らなかったのですが、ちょうど鶴岡八幡宮では例大祭というお祭りが行われていました。まったくの準備不足、チェック不足でした。

鶴岡八幡宮の例大祭は、一年を通して神社で最も大切な祭事だそうです。鎌倉市観光協会の鎌倉観光公式ガイドのホームページによると例大祭について以下のような説明がありました。

鶴岡八幡宮の例大祭は、一年を通して神社で最も大切な祭事であり、昔から8月15日と決まっていました。この日は、以前使われていた太陰太陽暦(旧暦)では満月のときにあたり、祭神が昔、海の神で漁業と関係が深かったために、この日に源頼朝は「放生会」として由比ヶ浜に出て、千羽鶴を放したり、流鏑馬神事を行ったりしたといわれます。
『吾妻鏡』によれば、文治3年(1187)8月15日に放生会と流鏑馬が始行されたとあり、これが鶴岡八幡宮の例大祭の始まりと伝えられています。
今では、現在の太陽暦(新暦)に直して、前日9月14日~翌日16日までの3日間、毎年盛大に執り行われています。

神輿3基と神職、錦旗、神馬、高張提灯、太鼓、盾、弓矢などからなる数百メートルの厳かな行列が鶴岡八幡を出発して若宮大路に向かって進んで行くところを見ることが出来ました。

また、献茶会にも参加させていただき、静かな境内の一角で野点のお茶をいただくことが出来ました。

今日も暑い一日でしたが、期せずして鎌倉の大祭を楽しませていただきました。

今日は関東の各地で雷雨がありましたが、幸い、従姉の個展にも雨に降られることなく訪ねることが出来て、久しぶりに従姉に会うことが出来ました。

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