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カラッと晴れない三が日

この時期、埼玉県はいつもカラッと晴れているイメージがありますが、昨日今日と雲の多い日となりました。なんとなく珍しい感じがします。

ところで、気象庁では発表した天気予報の精度を検証して定期的に公表しています。

予測技術の改善による精度の向上だけでなく、 毎年天候の状況が異なるため予測の難易度が変化することからも、 各月、各年の予報精度は変動します。 そこで、予報精度の平均的な値を把握してもらうために「例年値」を公表しています。これは20数年間の平均値だそうです。

気象庁では、次の代表的な3種類の予報について、それぞれ1つの検証指数の例年値を算出しています。

予報の種類:検証指数

  • 降水の有無:適中率

  • 最高気温:予報誤差

  • 最低気温:予報誤差

このうち、降水の有無の的中率を見ると、1月の関東甲信の明日の予報の的中率が91%と、他の時期や他の地域と比べてかなり高い数字であることがわかります。この時期関東甲信の天気が安定していて、しかもかなりの率で晴れていることが、予報の結果に現れていると見て良さそうです。

関東の1月のように、晴れの日が多い時期・地域の降水の有無の予報精度を正しく検証するためには、降水無しを除外した的中率などでの評価が必要となるのかもしれません。(スレットスコアと呼ばれる評価方法など。さもないとずっと晴れの予報を出し続けていてもそこそこの的中率になってしまいます。)

私の正月三が日の記憶はほぼ晴れの日とともにありますが、雪の日の朝に、父が子供の頃に空襲を避けて疎開していたという群馬県の沼田を家族みんなで訪ねた記憶があります。午後には晴れたような気もしますが、いずれにしろなんとなくあたたかい記憶です。


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