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PMSとの付き合い方



PMSとは…月経前症候群。生理前に現れる心や体の不調のこと。


人それぞれ症状や付き合い方は違うので、私の場合はこう、を書きます。誰かにとって少しでも気持ちが楽になるものになれば幸いです。

ありのまま書いているので、苦手な方はご遠慮ください。



体の症状


いわゆる「生理痛」。

PMSって言葉が浸透し始めたのはここ2〜3年と最近な気がする(単に私が情報に疎かっただけかもしれない)。

だから正直、PMSという言葉を知るまで心の不調を意識したことが無くて。実際に起伏があったのかもしれないし、無かったのかもしれない。わからん。


なので25、6歳くらいまではとにかく生理痛がしんどかったなぁ、という記憶。


その頃の症状は、

・とにかく量が多くて昼間も夜用を使用
・夜間は420(ちなみにこの数字はサイズで単位はmm)と、一番大きいのを使用するもそれでも漏れて布団が汚れる
・頭痛、腰痛、腹痛、下痢、だるさ
・悪阻みたいに食べ物の匂いで気持ち悪くなる

って感じだった。

貧血とか発熱は無かったので症状としては軽い方かも。頭痛も腰痛もイブA錠でどうにかなった。


でもやっぱりしんどいはしんどいし、仕事してて頭痛初期の段階での服薬が間に合わず、悪化して頭皮が髪引っ張られてるみたいに痛くて吐き気もすごくて早退したことが何度かある(頭痛は神経内科に行きましたがこれの話は追々出来たら)。


それで一度上司から、

「予定日に合わせて前もって休みを入れられないか」

と相談されたこともある。


自分は1週間以上平気で遅れるタイプだったので、それは難しいですね、と苦笑いするしか無かった。


上司は女性で、言い方がキツかった訳でも無いし、それなら仕方ないねと理解してくれた。


けど、順調に生理が来る人でも2、3日前後はズレるものだと思っていたので、なんだかなぁとぼんやり思ったりはした。


心の不調


27歳頃。なんだか突然イライラする、悲しくなることが増えた。

自分の感情なのに自分の感情では無いみたいにコントロール出来なくて、なんかわからないけどイライラして、なんかわからないけど悲しかった。


環境の変化のストレスだと思っていたけれど、ふと生理前にその状態が起きている?と気付いた。


生理でイライラしたり悲しくなったりすることがあるらしい、という知識があったから気付けたけれど、

まさか自分がここまで感情の起伏が激しい人間だとは思わなくて正直驚いた。

なんなら今でもおかしいと思ってる。



この頃には生理の量も落ち着いてきて、体の不調も以前に比べて断然軽くなった。


その分なのか、感情の起伏がとにかく激しい。

あまりにもしんどいので、もはや誰か助けてほしいっていう感情。何かに縋りたくなる感じ。


そこで、それまで頭にも無かった命の母が気になり始めた。



もっと大人になってから飲むものだと思ってた


命の母のイメージって、すごく失礼なことを書くんですけど、

「更年期に飲むもの=おばさんが飲むもの」

だと思ってた。

実際母に買って見せたらそう言われたし、命の母A(赤いパッケージの方)にもそう書いてあった。
CMもなんかもっと上の世代をターゲットにしてるっぽいし。


だからちょっと買うのに抵抗感ありつつ、アラサーはやっぱりおばさんなんだな…としみじみしつつ。

お守りくらいにはなるかな、と思ってホワイトの方を購入し、試しに飲んでみた。



ら。




感情がスッと消えた。


私の感情どこ行った???

っていうくらい消えた。

プラシーボだけじゃ説明付かないくらい、それまでのイライラして悲しくてしんどくて八つ当たりしたくてっていうマイナスの感情が、無。

逆にそれまでの感情が私の感情じゃなかったんだろうかっていうくらい。

イライラして、言いたくない言葉を言ってしまうとかそういうことも無い。

もっと早く飲めば良かった。


そんなに効くなんて何が入ってるんだ??と思い原材料を確認するとなんと漢方。

知らぬ間に漢方デビューしていた…。

HPにいろいろ詳しく書いてあったので覗いてみてください。



命の母は(感情の起伏への)予防薬になるのか


ホワイトのパッケージには、「生理が来るなと感じたら」と書いてある。

自分の場合、悲しい気持ちの時は何かに縋りたくなるのでハッと思い出して服用出来るんですけど、イラーッッ!!ってなったときはどうも頭に浮かばない。

予定日の1週間前くらいからPMSが出始めている感覚があるので数ヶ月間、予防に飲むのを試してみた。

結果、常に平常心でいられる、ということはなかった。

やっぱり薬が効いてない時間帯はあるからかイライラは、する。
でも飲んだら落ち着くし、"飲む"ことを意識してる週間ではあるので「今やばい。早く飲もう」と思えるので早く対処出来るようになった。

なので、予防薬にはならないが意識的に飲むことで余計なストレスは減る、といった感じだった。




生理での受診


以前、生理の量があまりにも多いので二軒ほど婦人科で相談したことがある。

体感まだSNSとかで一部の人が発信してるなーくらいの時だったこともあってなのか、単に考え方がそうなだけだったのか、どちらの病院でも
「生理痛がそこまで重くない(市販薬で対処出来る程度)ならピルを飲む必要は無いし、歳をとれば量は減ってくるから」と言われた。


まあ今思えばその通りだったけど…とは思いつつ、

いや、今が大変だって言ってるのに先の話されてもな
というのが正直な感想。


私の場合は特に病気とかでは無かったけれどそういう可能性ももちろんあるので、ちょっとでも気になるなら相談に行ってみてください。

婦人科ってちょっと勇気いるけどね…!




SNSで発信されていること


「知る機会がある」ことと「背中を押してくれる」ことに関しては、やっぱりSNSの強みだなと思う。

私の場合、パートナーにイライラをぶつけちゃうエピソードを誰かが発信してくれたからPMSに気付けたし、命の母を買う抵抗感はSNSで発信してくれた誰かが拭ってくれたんだと思う。

最初は、へえ。ふぅん。そうなんだー。くらいに思ってたけど、後々役に立つというか、知ることで選択肢を持てたなという実感がある。


正直、前まではなんとなく生理の話は人にすることじゃないと思ってたし、不特定多数の人が目にするような場所で発信するなんて自分はしないなぁ、派だった。

だから、いつの間にか自然と考え方が変わっているくらいに情報が浸透するまで、人の助けになることを理解して声をあげてきた人たちはすごいなと思う。


もちろん、溢れた情報の中から取捨選択はやっぱりしないといけないけれど(例えば受診しなくてもアプリで低容量ピル買えちゃう!👍🏻とか ※旅行でどうしても先延ばしにしたくて使ったらその後の生理痛が激重で死んだ ※※でも受診が難しい人とかには良いシステムだから要は使い方次第という話)、


人それぞれ違う凸凹のところをこう、みんながそれぞれ補いながら快適に過ごせるといいよね、と思います。




みんな幸せになれ〜〜



最後ふわっとしちゃった。



おわり

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