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生成AIとビデオゲーム

TGS2023の開催に合わせて日本の大手ゲーム会社数社の社長に日経新聞がインタビューをしていました。その中でも生成AIについて聞いている内容が気になったのでちょっとまとめてみようと思います。

引用ばかりの記事になるのもよろしくないので、要約した内容を記載しますが、あくまで私のフィルターを通したものになってしまうので、正しい内容をはそれぞれリンクから確認いただくのが良いと思います。

セガ

企画の壁打ち、コード生成で活用し始めている。ただ、ゲームが楽しくなることが目的なのでAIの使いどころは見極めていきたい。

カプコン

研究を行っている。小物や背景などのアセット作成に利用し効率化を行い、創造性が必要な部分により人材を充てる形になるのではないか。

バンナム

状況が刻々と変わっているため、長期的な目線で活用の道筋をこれから立てていく。ユーザーと共にゲームを作る未来は描けているのでそこにAIが活用できる可能性がある。

所感

どの会社否定的な意見はないですが、温度感は違いますね。実際に活用し始めているセガ、研究を行っているカプコン、活用の計画を行うバンナムと言う感じでしょうか。

ただ、生成AIはあくまで効率化UPのためのサポートで、ゲームの核となる設計やキャラクタデザイン、ストーリー等は人間が行うというところは共通しているような気がします。ただ、その中でもコンテンツに力を入れているセガ・カプコンと、プラットフォームに力を入れているバンナムで考えている方向性はちょっと違いそうです。

こうやって、インタビュー記事を見比べてみると各社の色が出ていてなかなか面白いですね。

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