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今年読んだ本は図書館の分類(NDC)を使って分類してみようと思う。

昨年から読んだ本を、以下のような感じでGoogleのスプレッドシートに保存するようにしています。

2022/10の読書記録

その際にジャンルをつけていたのですが、私の感覚で付けていたので集計する際に、粒度が違うジャンルが紛れていたりして付け直しする必要が出たりして結構困りました。そこで色々考えてみた結果、NDCを使ってみることにしました。NDCは日本の図書館で利用されいている本の分類方法です。どういったものか興味のある方は以下を見てみていただければと思います。

NDCでは、本の分類を3桁の数字で表します。そして頭の一桁が大分類を、二桁目が中分類を、三桁目が小分類を表します。例えば913は(9)文学>(1)日本文学>(3)小説、物語となっており、日本の小説を表します。

NDCを使う利点は分類の粒度がそろうだけではなく、図書館で使われている分類なので、例えば以下の国会図書館のHPでタイトルを検索すれば、その本の分類がわかるという利点もあります。本の分類は難しいのでそれが絶対というわけではないですが、分類に頭を悩まさなくていいのはメリットだと感じています。

んで、NDCを使ったジャンルを付けた今年の表が以下のような感じです。

2023年度版の読書記録

NDCに国会図書館の分類を入力すると、Genraのところに大分類が表示されるようになっています。大分類は別ページにある以下の表からVlookUpで引っ張ってきています。

分類マスタ

実際の関数は以下のような感じです。

=if(C2<>"", vlookup(QUOTIENT(C2,100),genre!A:B,2,0),"")

「quotient」関数を使うと、第一引数を、第二引数で整数除算した値を返してくれます。(100で割ると100の位の整数を返してくれるってことです。)

NDCを分類に使うことで、図書館も使いやすくなるのではないかと期待してます。

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