見出し画像

最悪な方法で母の呪縛から逃れた

アイドルが、母親からネグレクトを受けて中学生までの記憶が全てないと言っている動画を見た。

わたしも小3までの記憶がないから、驚きはしなかったけどその動画の反応はやはり驚いている人がほとんどだった。

前勤めていた会社の社長に「君は過去に囚われすぎている」と言われたことがある。

PTSDと診断を受け障害者手帳をとり、障害者雇用で働いていたのにそもそも私のことなど社会は理解する微量の気持ちすらなかった。

みんなそんなものかもしれない。
くだらないことばかりでほんとうに疲れる。


誰かに意見され否定した所で疲れてしまうし、そうだねと頷いているのもそれもまた疲れる。

そうしているうちに私という人間が一体どういう人間だったかも忘れて自分の本心さえも分からなくなる。

去年の夏、心中未遂を図った。

あの日、救急車を呼ぶ瞬間強く思ったことは

「これからどんな事があっても受け入れよう」

何も受け入れなれないから、精神ズタボロになってるんだけど。


母親に全て奪われた。

それは確かにそうなのかもしれないけど、私は何も行動してこなかった。

私は元々かなり裕福な家庭の子供で、小2のクリスマスプレゼントは犬だった。

裕福=幸せと思った母親は、好きでもない男と結婚し、虐待DVの被害に遭う。

全くバカげた話だけど、それにいつまでも囚われている母は会う度に元夫の話をしてくる。

それを黙って聞いている。

私の心の問題なんて母には関係ないのだろう、自分が苦しみから逃れられたら子供を傷つけてもいいと思っている。

だからそんなに醜くて愚かなんだろうね。

私は絶対に母のような人間にならないと誓っている。

それは、仕草や容姿は仕方ないけれど考え方や人生の歩み方は変えることができる。

私の話を聞いて欲しいと強く思うと同時に同情され可哀想と言われるのが死ぬほど嫌だと思う。

あの日、救急車を呼んでいなかったら私は1人で車の中で誰にも見つからず息絶えていた。

あの時決めた覚悟が母の呪縛を解き、今の私を作り上げた。

良くも悪くも大胆な行動だったが時として大胆な行動は重要になる。

私は母のいない場所で生きていく

この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?