私見85

小手先リスクマネジメントが蔓延っていて本当に反吐が出ますね。
反吐は出ずと痰が絡む。

私がBUMP OF CHICKENを聴き始めた中学生の頃から今日に至る10年と少しの間に、一億総発信時代が到来し、個人規模でのリスクマネジメントやリテラシーへの意識は高まり続けています。
関連することを見聞きすることも多く、求めずとも自然と知識を蓄えられる時代です。
その結果、意識知識メタボが量産されてしまったとは思いませんか?

どういうことかと言うと、ベタベタな例ですがこういうこと。

「こう言うと○○ハラになっちゃうんでしょ?」
「異性が恋愛対象だと決めつけるのは良くないですが〜」
「ハーフだからってわけじゃないけど、」

こういうこと。

知識として分かっていれば許されると思うなよ?ということ。
分かっていないわけではないんですよ、の過剰なアピールが不恰好。皮下脂肪。腹が出てる。
分かった上で行動の根の部分が何も変わっていないことの愚かさが滑稽。

そう、もうこれは滑稽。
だから、実は私の中ではもう無問題です。大丈夫。さすがに個体数も少ないし。

問題は次。
進化を遂げた姿。カスカスソクラテス。

どういうことかと言うと、こういうこと。

「まだ資料あまり読めてないのですが〜」
「この人のことは知らないから的外れかもだけど〜」
「あんま知らないけど、」

こういうこと!!!

いつまで誤った「無知の知」を誇っているのでしょうか…?
頼むから、一旦無責任な発信をやめてほしい。
誰だカスカスソクラテスにテザリングしてる奴は。

「知ったかぶりは叩かれる素になるが、何かしら言及したい」という謎欲求から逃げられない人が多すぎる。
知らないことを認めることはゴールではなく、むしろスタートなはずなのに。
何か間違っていた時の保険をかけるくらいなら調べるなりなんなりしてください。紀元前じゃないんだから。

〜ここから私の得意な小手先リスクマネジメント〜

ここまで青筋立ててましたが、私も小手先リスクマネジメントの使い手。
攻めた意見を終えた後に、ちゃんと自分にもその矛先は向いていますよ、という見せかけなまくら諸刃の剣を握ることの多いこと多いこと。
小手先リスクマネジメントは、馬鹿に通用して理解している人には馬鹿にされるという奇跡の悪手。馬鹿としか話せなくなっちゃう。

個人規模だと、リスクマネジメントは悟られたら無意味だと思います。
「白鳥たちはそう 見えないとこでバタ足するんです」と一緒。(「けいおん!」観てないのにすいません)
「発信しない」がリスクマネジメントの第一歩なはず。

〜ここまで私の得意な小手先リスクマネジメント〜

体調が悪いせいで強い言葉を使ってしまいました。
うまいことやりましょうね。
私はとりあえず「けいおん!」を観てきます。

〜実はここまでが本当の私の得意な小手先リスクマネジメント〜


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