説教しそうになる迷いと自己嫌悪
最近、自分が説教しそうになる傾向がみえています。
自分より年下の人と話しているときにふと。
年下の彼は教師になることが夢と語っていた。
働きながら大学にも通い、勉学に勤しんでいた。彼は職場の女性に強い恋心を抱いてしまった。
好意を抱いた女性は魅力的なひとだった。長い髪に大きな瞳。彼女が笑うと周りの空気が晴れるような素敵な雰囲気。
だが彼女は急に結婚してしまった。
よりにもよって相手は「彼」の嫌いな同じ職場の男だった。
何故なんだ?どうしてあの男なんだ。あんな表面的な薄っぺらい男のどこがいいんだ?彼女は分かってない、騙されているんだ。
彼は、彼女に必死に伝えた。
だが彼女とは連絡が取れなくなった。
✁ ✁ ✁ ✁ ✁ ✁ ✁ ✁
彼は酷く落ち込んでいた。煙草を吸い始めた。何故煙草を吸っているのか訊いてみたら「格好いいから」と答えた。
彼は仕事に前ほどのめり込むことはなかった。目の前の仕事を片付けるだけになってしまった。
続きます。が今日はここまで。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?