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藤原丈一郎さんへ

藤原丈一郎さんへ

2023年9月24日。
デビューツアー以来、約1年ぶりになにわ男子のライブへ足を運んだ日。
そこで感じたことをまだ熱いうちに伝えたくて、深夜にこうして丈くんへの手紙として残すことにしました。


「アリーナのなにふぁむ、スタンドのなにふぁむ、3階4階のなにふぁむ、立見のなにふぁむ!」


丈くんがそう呼びかけた時、思い出したことがあります。

『なにわ男子 デビューまで1100日のキセキ natural』
デビュー前、関西ジャニーズJr.として最初で最後のアリーナツアーとなった2021年の『#なにわ男子しか勝たん』コンサート会場でのインタビュー。

「丈くんが先輩から1番学んだことはなんですか?」との問いかけに対して、こう答えていましたね。


「ジャニーズのライブって、アリーナの1列目とスタンドの1番後ろの席って値段が一緒なんですよ。ライブが始まると近い方がやっぱり喜びは高いというか…。でも、終わった時には全員を幸せにして帰らせないといけないので…。できるだけ上のちょっと離れた人たちも盛り上げて、会場全体を盛り上げられるようにっていうのは一番学びましたね。」


私が初めてなにわ男子のライブを見たのは、2022年8月26日の静岡公演。
長尾くんが新型コロナウイルスに感染してしまい、6人でのステージでした。

会場初日、1回目の公演。
長尾くんが抜けたことにより大幅な変更を余儀なくされ、ステージで歌い踊るメンバーはどこか少し余裕がないようにも見えました。
そんな中でも丈くんは、アリーナからスタンドの1番上の席まで煽って、大きく手を振って、全力で盛り上げていましたね。

そして、今日も丈くんは顎を上げて3階席、4階席へ目を向けて、あの日と同じように笑顔で大きく手を振っていました。

2023年のツアーも44公演。
なにわ男子にとっては、44分の1の公演。
でもファンにとっては、1分の1の公演かもしれない。
そのことも丈くんは心の隅に留めてくれているのかな、といつも思っています。

44公演もあれば気乗りしない日だってあってもいいのに、いつも全力、いつも笑顔。
どの会場、どの公演、どの座席のファンも全員楽しませようとする気概。
「丈くんのファンで良かった」とライブを観るたびに思わせてくれます。


そして、今日の公演終盤の挨拶での丈くんの言葉。

「なにわ男子はなにふぁむの味方です。これだけは忘れんといてね。」


決して口には出さないけれど、この後に続く言葉があるとしたら「だから、なにふぁむもなにわ男子の味方でいてね。」でしょうか。

今回のツアーで丈くんは「なにわ男子と会えない日も心は繋がってるよ」という主旨の言葉を伝えていますね。
そして、「僕たちのそばを離れないで」とも。

その言葉はファンを励ましているようで、ファンに懇願しているようで…。


これからもそばで見守っているから、
これからもずっと味方でいさせてください。

丈くん、いつも幸せをありがとう。