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おついたち、こもれびの手作り市

みなさん、はじめまして。「楠公(なんこう)さんの手作り市」です。
(新型コロナ感染症拡大防止のため、2020年4月から休止後、2022年7月から再開。)

このたび、これまでのブログに代わりnoteでお知らせと発信を行うことにしました。どうぞよろしくお願いします。

おついたち、こもれびの手作り市

「楠公さんの手作り市」の会場である湊川神社は神戸駅にほど近く、正門を一歩くぐれば楠の木漏れ日と通り抜ける風が気持ちいい、凛とした空間です。

南北朝時代の名将、楠木正成公をお祀りしており、
地元では「なんこうさん」と呼ばれ親しまれています。

本殿では毎月1日に「朔日(おついたち)月次祭」が行われ、朝の澄んだ空気の中、企業の従業員やご近所さんがおついたちまいりに訪れます。

「おついたちまいり」とは月初めの1日に、日々無事に過ごせたことに感謝し、次の新しい月も健康に暮らせるようお祈りする習慣のことです。

この脈々と続く感謝と祈りの日に、”作品を通して誰もが気軽に自己表現できる場”として、「楠公さんの手作り市」は始まりました。

2008年の開始当初は出店数が10に満たない日もありましたが、
警報がでない限り雨の日も風の日も、暑い日も寒い日も続けてきたことで
少しずつ出店者とお客さんが増え、多い時には90以上のお店で賑わうようになりました。

顔なじみの農家さんから、季節の野菜の美味しい調理法を教わる。
先月買ったスカートが気に入ったからと、常連客が色違いをオーダーする。
出店者同士仲良くなって、新しくイベントを立ち上げたり、食事会を開催する。
趣味で革小物を作っていた青年がお客さんの反応を見て改良を続け、お店をオープンさせる。
手相を見てもらって泣き笑いし、1年後に結婚報告に訪れた、なんて女性もいました。

会社のお昼休みに、お散歩の途中に。ちょっと立ち寄ってほっと気持ちを切替えられる、生活に寄りそった手作り市として、これからもありたいと思います。

来場者みんなが「いい日だったな」と思える市でありますように。



HP : https://www.nankousan-market.com/
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