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『食育の授業』 エチオピア編

今晩は。天野シェフです。

先月ですが2月4日にエチオピアの首都アディスアベバのJICA事務所にて、子供達の補習校の特別授業として「食育の授業」をさせていただきました。


挨拶から始まって、『いただきます・ごちそうさまでした』の挨拶の意味を一緒に勉強しました。

みんな良く分かっていていつも食べる前にキチンと言っているということで得意の笑顔いっぱいでした!


昆布出汁を温めて鰹節を加えたら良い香りが教室中に広がって匂いをみてもらっています。


鰹節と昆布で出汁を引いて濾していると我慢出来ずに皆が周りに集まりだしました。(笑)


母校・辻調理師専門学校の一番出汁レシピで、水2リットルに対して昆布20g、鰹節40gと普段なかなか出来ないくらいの太っ腹出汁の完成です。

日本食材は貴重なので。ボスにもここまで本気の出汁は用意していません。


味見中。


出汁入りのだし巻き卵と出汁無しの玉子焼きを用意してどちらが出汁入り卵でしょう?

って言うクイズもしました。 子供達って本当にクイズとか好きですよね~。


今回は同じ味付けで出汁だけ加えた玉子焼きを用意していました。
全員正確で、Aの玉子は砂糖の味が強かった。
Bの玉子は味が薄くなっていたから出汁が入っているって分かった!

という核心的な意見が出てきて子供の味覚って本当に凄いなと感じさせられました。

ちなみに舌には未蕾という部分があって6歳迄にはキチンとしたお出汁を飲ませてあげると本人は自覚が無くても舌は記憶してくれると言われています。
その後、大人になった時に本物の味を思い出してくれると言われています。
子供さんにも是非美味しい出汁を飲ませてあげてください。


最後には家で飼っている鶏の産みたて玉子でだし巻き卵作り。

日本でもなかなか出来ない新鮮な食材で食べてもらいました。

小さい頃からアフリカの様な環境で生活するのは本当に大変だろうなと思っています。
家族の都合だから仕方ないでしょうが日本に居ればマク◯ナルドとか、ケン◯ッキーとか、ガ◯トとか、ラーメン屋さんとか美味しい物が沢山食べれるけれど普段から我慢していないかなと勝手に心配してしまいます。

大人であっても原因不明な腹痛とか体調不良もかかるので子供さんならなおさら大変だろうなと思ってしまいます。
だからせめて本物の味を知ってもらいたい!
そんな気持ちでいつも授業をさせていただいています。 お節介な気持ち込みですが…


例え子供であっても、大人であっても、男の子も女の子もそれぞれの環境で努力している人達ならば自分が出来る範囲で何かお手伝いしたいなといつも思っています。 お互いに尊重しあって良い時間を一緒に過ごせたら嬉しいと思っています。
これからもそういう一料理人でありたいです。

お子さん 『あまのシェフカッコいい〜!』

     『本当??嬉しい!ありがとう。』

お子さん 『今度はね、唐揚げ教室して欲しい。』

     (・・・唐揚げ食べたいんだろうな。)

                     『良いよ。今度しようね!』

って感じで次回は唐揚げ教室をする約束もしました。(笑)

最後までありがとうございました。

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