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自閉症や知的障害の子はキャンピングカー旅はメリットが沢山です

継子であるミニ男くんは、重度知的障害であり自閉症でもあります。
そして外出に関しては特に色々と制限や気にしなければいけない点があります。

■不安定になる可能性があり、交通機関を使うことがかなりハードルが高い

 不安定になり、大きな声や奇声をあげたり、
 大泣きしたりするかもしれず。
 やはり自家用車のほうが本人だけでなく、私や妻も気が楽です。

■上記と同様の理由で、ホテルなどに泊まるのは、中々ハードルが高い

 騒がしくしてしまうかもしれず、
 和風旅館などはほぼ無理かなと思ってます。

 コンクリートで壁が厚そうなビジネスホテルとかで、
 なるべく端の部屋にしていただけますか、とお願いしたりして、
 ビジネスホテルなどを利用したことはあります。

 結果的には、幸い騒がしくしてしまうことは無かったですが、
 私たちは常に気を張っていなければならない感じでした。

■公共交通機関は苦手

 人混みが少し苦手です。

 また、エスカレーターを怖がったり、
 普段のらないものを怖がったりします。

 ほかにも、子供用のアトラクションや、灯台の階段なども怖がります。

 乗車位置の手前に行ってから、乗れない!となってしまうことが最も困るので、公共交通機関は避けています。

 わたしが一緒に暮らしてから、
 自家用車以外の交通機関には、ほとんど乗ったことありません。

■薬などを冷蔵して持ち運べる

 寝る前に飲むシロップや薬、サプリなども宿泊が伴う場合には
 冷蔵状態で持ち歩かなくてはならないですが、
 キャンピングカーなら冷蔵庫があるので、問題ありません。

■いつでも食事、トイレ、睡眠ができる

 障害がある子に、我慢しなさい!は健常児ほど通用しません。
(もちろん、多少ワガママにならないよう
 教育的に何かを我慢させることはあります。)

 特に空腹は不安定や不機嫌になるトリガーとなりやすく、
 早々に食事を用意できるキャンピングカーはとても便利です。

 また、トイレもいつでもすぐにさせることができますし、
 眠くなったら休ませることもできます。

 家に近い環境で旅行できる点は、
 障害児にとっては大きなメリットかなと思います。

■ドライブの際、視界がとても良い

 普段もミニ男くんは、助手席が指定席ですが、
 キャンピングカーでも助手席に乗ることが多いです。

 やはり通常の車より視点が高く、視界良好なのは楽しんでいるようです。

■車椅子を積むのが苦にならない

 折り畳みの車椅子を所持していて、お出掛け先によって、
 クルマに積んで出発しています。

 最近では旅先で車椅子を借りられるところも増えているので、
 行くところによって、積んだり、旅先で借りる計画にしたり、
 分けています。


障害のある子との旅行で、キャンピングカーは使うメリットは沢山あります。
というか、メリットだらけかなと思いますので、似た状況の方は、一度レンタルでも良いのでキャンピングカーでの旅行を試してみていただければと思います。

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