見出し画像

知的障害の人も車椅子マークを付けます

ステップファミリーとなり、知的障害の子と一緒に暮らし始めたことで、改めてちゃんと分かったことでした。

「知的障害の人も、乗車する車に車椅子マークを付ける」
「知的障害の人も、車椅子マークの設備を利用する」


■このマークの意味
それまでの私は、おはずかしながら
「足が不自由な人のためのマーク」
そんな程度の理解しかしていませんでした。

実際には、
「身体障害だけでなく、知的障害や精神障害なども含めて、
 障害者全体のためのマーク」

である事がわかりました。

また、正式名称は「国際シンボルマーク」だそうです。


※ざっくりな説明ですみません。 正確な定義、意味については以下リンク及びインターネットにてご確認頂ければ幸いです。
https://www.jsrpd.jp/overview/symbol/



■車椅子を使う人って? どんな理由でつかうの?

車椅子は、歩行に障害がある人が使うモノ。
以前はわたしも、そんな風におもっていました。

実際には歩行に障害がある人以外にも、
知的障害の人も利用しますし、様々な障害を抱える人全般が様々な理由で利用する事がある、というのがわかりました。


足が悪くないのに、なぜ車椅子を使うのか。
それは障害の度合いにより理由も異なると思いますので一概には言えないところですが、我が家の障害児ミニ男くんは自力歩行出来るものの、外出先などで利用するケースがあります。

・スーパーやショッピングモール、レジャー施設などに行くこともミニ男くんは大好き。(イオンとかアウトレットとかコストコとか)
ただ、人混みや騒音が苦手で、自力歩行だと落ち着いて回遊する事が困難
落ち着けないと奇声をあげたりしてしまいます。

・車椅子に乗り、イヤーマフやノイズキャンセリングヘッドフォンをすることで、落ち着くことができる。
なのでゆっくり買い物できて、本人も楽しそう。家族もゆっくり買い物したりできます。

・ちなみに、ミニ男くんはなぜかエスカレーターを怖がり、乗れません。
なので上下階移動は、階段かエレベーターです。


こんなケースの人もいるんだなぁ、
という理解が広がってくれると幸いですし、
これから私と似た境遇になる人にとって、有益な情報となれば嬉しい限りです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?