あつこお姉さんへラブレター

我が家の一歳二ヶ月になる三女は
「おかあさんといっしょ」が大好き。

「いないいないばぁっ」よりもおかいつ派のようだ。

子育てが始まる前から常にEテレを見続けていることでお馴染み(大して馴染んでない)の私、
実は去年は見逃しがちだった。

小学生長女は七時台に家を出るし、
三女はまだ小さく、
年長の次女は「まんぷく」にはまっていてEテレでなく朝ドラを見たがる。

夕方の時間は長女が宿題をするのでテレビは付けらず、私のEテレ視聴歴にわずかな空白が出来た。


それが春になりよしりさの卒業、
新しい体操のお姉さんお兄さんという魅力的なメンバー加入、
三女がテレビに興味を示すようになったことから、再び本格的にEテレを見出したら、
驚いた。


あづきお姉さんまことお兄さんはもう本当に素敵!
爽やか!
素晴らしい身体能力に、手足の長さや顔の小ささにうっとりしてしまう。
からだダンダンもすぐに馴染んで大好きになった。


しかし、何より私が目を奪われたのは、
あつこお姉さんだった。


え?何??かわいい…歌上手い…ダンスも表情もバッチリ決まってる…

これがあのあつこお姉さん?

目が離せない!!!


新しく入った直後のあつこお姉さんを見てた人ならわかると思う。

あの頃と比べて顔も、表情もしぐさも、歌声も、なんなら喋る声すら違う。
何よりオーラがある。

覚醒した!!?
いや、以前からこんな素敵だったのに私が気付かなかっただけ?

と思っていたら、ある土曜日の「なんだっけ?」のコーナーが、恐らく初期の頃と思われるあつこお姉さんのものだった。

やはり。

顔も声もしぐさも全然違う。
友達は「これ誰?違うお姉さん?」とすら思ったそうな。

あつこお姉さんが覚醒した!!


初期のあつこお姉さんは、きっと大変だったと思う。
長く続いたメンバーの中に一人で入ったものだから、ほとんどたくみお姉さんが作り上げてきた歌を代わりに歌う必要があった。

たくみお姉さんは地声がめちゃくちゃ高い。
その前のしょうこお姉さんもとても高い。
二人ともカラーは違えど、アタックのあるビビットカラーのような華やかな明るい声。

対してあつこお姉さんの声はペールカラーや深みのある色…
本格派声楽的なあゆみお姉さんに近いだろうか。

タイプの違う声に合わせて書かれたここ10年くらいの定番曲は、たまに歌いにくそうだった。
がんばれがんばれ!とテレビを見つめていた。

それがどうだ。

地声で歌える音域が広がってるように感じる。
喋る声も高くなった。
自分の曲が増えてきたのもあるだろうが、どんな曲も自然に明るく歌いこなしている。

ゆういちろうお兄さんのチャーミングな存在感と歌との相性もばっちりで、とにかく可愛い。

年月と経験値によるものかもしれない。
メンバー入れ替えで自分が一番の古株になった責任感と自信のせいかもしれない。

それでも、きっとどんなにか努力をしたんだろう。
毎日多忙過ぎるスケジュールをこなすだけでも大変だろうに。

すごいな。
まだまだ先の未来、あつこお姉さんが卒業する頃には「やっぱあつこお姉さんの安定感半端なかったよね!」なんて思うんだろうな。


さあ、今日はどんな歌を歌ってくれるんだろう。

あつこお姉さん、あなたの歌声に子供と同じくらいワクワクして元気を貰える親がここに、そしてきっと全国にたくさんたくさんいます。
体調に気をつけて、これからも素敵な歌を聞かせてください。

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