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ハロー狛犬紀行・うきは/太宰府編 糸島ショローのお出かけ日記

20年くらい前、杉浦康平の本で狛犬に目覚め、行く先々で狛犬写真を撮るようなった。正確には神社の本殿手前、右側の口を開けているのが「獅子」で、右の口を閉じているのが「狛犬」なんだそう。あいにく杉浦氏の書籍は入手が難しくなったが、上記の2020年出版の『狛犬さんぽ』は写真入りで分かりやすい。
さて先日行ったうきは市と太宰府でも狛犬写真を多数撮ったので、ここにまとめておこう。

うきは市 天満宮


うきは市浮羽町にある天満宮。
名称がただの「天満宮」。
一般的神社のイメージとは違う、スッコーンとした空間
この神社、小さいながら狛犬が3組もいらっしゃる。
こんなに歯の形がハッキリしているのは初めて。
安定感のある体型、
巻き毛がパンのようで美味しそう。
しっぽは「立ち尾」系。
こちらが「狛犬」。
歯を「イィー」とした形、面白い。
奥にもう1組あるのが見える。
本殿近くの獅子、先ほどより小ぶりだが、年代は古め。
見上げるのではなく、目線が合いやすいためか、意思疎通が図りやすいように感じる。
フガフガ鼻息がしそうではないですか。
足先もそれぞれ。
こちらの1対はシーサーっぽい。
こちら天満宮の狛犬さんたちは素朴でブリッとした肉感。
お日様がよく当たる境内にふさわしい。
尾が実に立派なのである。

太宰府天満宮

太宰府の獅子は手足が太い。
筋肉が強調され、前脚の指にも力が入っている。
こちらは向かって左の狛犬、
巻き毛がアクセサリー化している。
こちらも太宰府内の黒目がキュートな獅子。
台座の模様はバラっぽい。
玉に乗っている狛犬、口を閉じている「吽形」からも判断できる。
本殿に一番近い獅子の尾、
さすが観光地だけあって、太宰府ゴージャス。
髪の毛もきれいに梳かされている。

追々、これまで撮ってきた獅子・狛犬シリーズもご紹介していく予定。
決して狛犬目当て神社めぐりではないが、ワタシが「オッ」と思う神社は狛犬もユニークだったりする。

では、今日もご機嫌元氣な1日を。


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