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複数の資格を持っていると独立開業に有利か

こんにちは、言語聴覚士の寺田奈々と申します。
都内で言語相談室を開業したり商品開発事業をしたり執筆活動をしたりしています。

今回は、複数の資格を持っていると独立開業してうまくいきやすいか、というテーマで私の考えを書いてみます。あくまで一個人の意見として参考にしてください。

このnoteの記事は、「セラピスト開業マガジン」という有料マガジンの記事のひとつです。言語聴覚士という国家資格で言語相談室を独立開業している寺田奈々が執筆しています。教室やセラピールーム、相談室を個人事業主(フリーランス)や独立開業、一人社長として創業するなどに興味がある方向けのマガジンです。


資格を複数〜たくさん持っていたほうが、フリーランスや独立・開業に有利かどうか?たまに聞かれます。
ちなみに私は、言語聴覚士の資格しか持っていません。ST資格以外だと、学士号(謎にカッコいい「哲学科・美学学士」という学士号)と、もう時効が過ぎているドイツ語検定2級を持っています。実は普通自動車免許すら持っていません。
たいして資格を持っていないのは不勉強なためであり、そこを開き直る気はありません。コツコツ目標達成のために勉強を継続できる人を尊敬します。
資格が少なくてカッコ悪いとまでは思っておらず、いまのところ生きていけているので、これでいいかな、くらいの気持ちです。

大前提として

大大大前提として、勉強をいっぱいしている人はエラいです。世の中の多くの人は、そうそう自己を律して勉強を継続することはできません。資格取得をモチベーションに勉強が継続できることは、素質としてすばらしいことです。資格をたくさん持っているということは、勉強を継続できること、コツコツ努力を続けられることの証として誇るべきことだと思います。

資格取得はエントリーに必ず必要

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