18:30頃の我が家の光景。
コンロには鍋が並び、
カウンターにはお膳が並び、
リビングにはおいしい匂いが漂う。
「今日の晩ご飯なあに?」
お腹を空かせた娘たちが聞いてくる。
「お芋ご飯と豚バラ大根とかやで」
「やった〜!お芋ご飯!」
「せやろせやろ(ドヤ顔)」
家族の「やったー!」に
私こそ「やったー!!」だ。
家族揃っていただきまーす。
食事中はたわいもない会話がつづく。次女が給食でおかわりジャンケンにパーで勝った話。
長女のクラスにいるオシャ男の気になるコーデの話。
私がマイケルジャソン似の人と道ですれ違い「ここの骨を削って…」という会話が聞こえてきた話(私は何かと引きが強い)。
夫はニコニコ3杯目のおかわり。
あーだこーだなんだかんだ
わいわいにぎにぎな晩ご飯だ。
夫がリモートになってから、
毎日こんな感じ。
彼は深夜残業ばかりの仕事なので
いつも夕飯は会社近くで済ませてきた。
こんなに毎日夕飯を一緒に食べるのは結婚以来ほぼはじめて。次女は「晩ご飯が楽しくなった」と言う。ほんまそう思う。
でも私は「晩ご飯が大変になった」
とも思っている。だって、今までずっと毎日娘と3人で気楽な手抜き飯ばかりだったものー。
大鍋で野菜たっぷりラーメン、どーん!みたいな。あぁ、なつかしき日々。
コロナ禍以来、わたし史上最高にちゃんと夕飯を作っている、ひー。
料理嫌いちゃうけど、ひー。
しかも夫は肉が食べられず次女は偏食、長女は肉が好き。何かとしばりが多い我が家の胃袋たち。ひーーー。
でもこれってまあまあ大事なことなんやろな。大変やけど。
きっとかけがえのない時間を過ごしてるんやろな。大変やけど。
感謝しよう。
大変やけど。
世の中が大変な時こそ、何気ない日常を大切にしよう。かみしめよう。そういう気持ちが一番おウチ時間を楽しくしてくれるんじゃないかな、と思っている。
日常ってわりと大変、でもすごく大切なんやろな。
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