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【CL2023新潟9-5】白ルギア

はじめに

ピーエムのnoteをご覧の皆の者~、おはこんハロチャオ!CL宮城で予選抜けたらCL新潟の権利も渡されたので行ってまいりました。自分がフリー素材で使われている以上行かないわけにはいかないですよね!(CL新潟の写真はCL愛知エク決勝戦)

結果はDAY1 7-2で予選抜け、本戦2-3で最終ベスト128でした。スタンダードレギュレーションもそこそこ安定して勝てています。JCS・WCSに向けていい調子です。

デッキレシピ

CL新潟もCL宮城と同じく白ルギアと呼ばれるデッキタイプを使用しました。デッキ構築と説明を以下に記録します。レシピはDAY1・DAY2共通です。

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白ルギア構築思想

白ルギアはセラピーエネルギーなどちょっとした強化点がありましたが、むしろ外部環境変化への対応が必要になりました。特にCL宮城時点と比較して大きくシェアを伸ばしたサーナイトを意識した構築が求められました。

Vポケモンが中心の以前の環境では、ルギアVSTARを2匹用意してVガードエネルギーやかがやくサーナイトで相手の攻撃を耐えるプランを取りがちでしたが、CL新潟においては環境トップのサーナイトがHP280のルギアを軽々と一撃で倒してくるため、非ルールを複数回押し付けなくてはなりません。そこで、無色でワザが使えて火力の高い非ルールアタッカーとしてカビゴン(どっすんグースカ)を3枚採用しました。

対戦に使用するエネルギーは、最もサイドレース的に有利な展開1-1-1-2-2において、カビゴンに3個×3と、ルギアVSTARに4個×2(対面によってはドラピオン)でエネルギーは17個になります。そこで今回の構築は、ある程度余裕を見て特殊エネルギー16枚とし、ダブルターボによってエネルギー個数は20個となっています。

上記のルートを通すとアヤシシVは打点がでませんが、非ルールでサイドを刻むよりも前のHPの大きいポケモンを一撃で倒すほうが重要な場面もあったり、相手にエネルギーのついていないネオラントVやアーケオスを取られる展開もあったりするのでアヤシシVも採用しました。

対戦プランの考え

白ルギアVSサーナイト

ルギアVSTAR→カビゴン→カビゴン→カビゴン→ドラピオンVと動かすのが基本的なルートになります。序盤ほどルギアVSTARが相手のサーナイトのアルカナシャインを耐える可能性が高いため、また最後に残すと封印石ザシアンにサイドを3枚とられるリスクが残るため、基本的にはカビゴンではなくルギアVSTARから動かすほうが強いです。また、相手がサイドを5枚とるまでドラピオンは場に出しません。

先攻でも後攻でもルギア側が先にサイドを取り始められることが多いですが、サイドを1枚でも先行できればルギアVSTARとカビゴン3枚でサイドを4枚とり、最後にドラピオンを出してボスでサーナイトexをとりきれます。ドラピオンを動かすのにはギフトエネルギー依存になりがちなため、ナンジャモ+シンオウ神殿はかなり致命的ですが、特にケアできることはないです。ただし、サイドを2枚先行できた場合は、ターンに余裕がうまれるので、ドラピオンVを最後ではなく途中で挟むことが許されます。相手のサーナイトexではドラピオンVを倒せないため、詰みの盤面を作れます。

ネオラントVが場に出てしまい、崩れたスタジアムで消せない場合には上記のプランからこちらのターンが1ターン短くなります。これは非常にクリティカルなので、崩れたスタジアムは早期に引ける確率を高めるため2枚採用が必須と考えています。相手の戦略や手札次第ではネオラントVからとられる場合がありますが、そのときはエネルギーがついていようがルギアVSTARを躊躇せずに崩れたスタジアムで消してOKです。エネルギーが消えますが、ルギアVSTARを倒された場合と状況は変わりません。

また、最後にドラピオンを動かすハードルを上げる考えでアーケオスからとられる場合があります。そのときはエネがあまるのでアヤシシを動かす可能性を考慮しながら常に面にエネをなるべく多く貼っておくようにします。先にアーケオスをとられた場合には、残ったもう一つのアーケオスにはギフトエネルギーをつけておき、アヤシシを動かしやすくします。可能なら面のすべてのポケモンにギフトエネルギーをつけておくのが理想の盤面です。

その他

CL宮城とあまり変わらない印象です。カビゴンを3回通すルートをほかの対面でも利用可能です。

カードの採用理由

かがやくサーナイト

ルギアミラーにおいて後手のときに先2ストームダイブで自分のルギアが倒される展開を極力避けたいため、また、バンギラスVのいちげきクラッシュをルギアVSTARがVガードエネルギーと合わせて耐えるために採用しました。

レントラーとリバーサルエネルギー

そらをとぶピカチュウVMAX入りの構築に全く知見がないのですが、1枚ずつ入れておくだけで対面したときの勝率に大きく寄与しそうだと考えて採用しました。ルギアミラーでは、後手でもルギアスタートした場合にはかがやくサーナイトを優先して立てたく、その場合にはルギアの小突きあいから試合が展開されるのであんまり使えません。

ネオラントV2枚

まず、最初にバーネット博士や博士の研究を持ってくるのに1枚使用します。終盤にボスの指令を持ってくるのにもう1枚使用します。したがって、ネオラントVは2枚採用です。イキリンコexでは全く代替不可能でした。

ギフトエネルギー4枚

CL宮城環境と比較してナンジャモによって手札を流されやすくなったこと、非ルールのアタッカーの採用枚数を増やしたため発動機会が増えたこと、加えてギフトエネルギーを前提にサポートの枚数を絞っていることからラッキエネルギーを不採用にしてギフトエネルギーを4枚採用としました。ギフトエネルギーやジェットエネルギーを大量に採用できるのが一撃ルギアと比較した大きな強みの一つだと思います。

セラピーエネルギー

カビゴンが寝なくなります。2枚採用すると気分は楽ですが、寝ないカビゴンは1匹いればだいたいの試合で十分で、コイン2表やジェットエネルギーでも起こせるのでその他のエネルギーを優先してセラピーエネルギーは1枚としました。

CL新潟の記録

事前にプランを練っていただけあってサーナイトにはそこそこの勝率をだせました。

DAY1 予選

〇ミュウ
〇サーナイト
〇サーナイト
〇サーナイト
×アルセウスギラティナ
〇サーナイト
〇ミュウ
〇ロストリザードン
×サーナイト

DAY2 本戦

×モココライコウライチュウ
〇サーナイト
〇パオジアン
×アルセウスジュラルドン
×ロストヌメルゴン

おわりに

シンオウ神殿のないサーナイトには有利だと思っており、実際に当日対戦したサーナイトにはかなり勝ち越せました。しかしながら、CL上位のサーナイトにはしっかり神殿が採用されており、ルギアは神殿ナンジャモで簡単にサイドレースをずらされてしまうデッキのため、今後の環境での立ち位置は悪くなってくるかもしれません。JCSで握るデッキに困ってます。

P. S.
以下の記事がもう少しで100スキなので、まだ読まれていない方はぜひ読んでスキしてほしいです。正真正銘エクストラ最強デッキの説明が読めます。よろしくお願いしますm(_ _)m
【CL2023愛知優勝】ドラゴンルギア【エクストラ】|ピーエム (note.com)


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