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豆腐屋のひとり言 ひつまぶしのこと

うなぎは丼が一番と思っていた。そう、昨日までは…

名古屋まで家族でドライブ、お昼は末っ子の希望でひつまぶしを食べることに。

正直ひつまぶしって食べたこと無かったんだよね。

なんか面倒くさい感じがして。

一杯目はそのままで、二杯目は薬味と。締めに出汁をかけてだって。

美味いうなぎは普通に丼で良いじゃん!

そう思っていた時が僕にもありました。

ひつまぶしを実食。

目から鱗が落ちた。脳が脱皮した。

もう「なんじゃ、こりゃあ!」ですよ。

味変どころの騒ぎではない。味の起承転結やん。

ともすれば単調になりがちなタレだけの味がワサビに海苔、小口ネギで転調し、

とろみのある出汁はうなぎと飯を包みこんでハーモニーを奏でる。

そこにあるのはうなぎを主題にした壮大なシンフォニーか?

ひつまぶしさん、ごめんなさい🙇‍♀️あなたの実力を侮っていました。

名古屋のひつまぶし恐るべし。豆腐屋のひとり言。


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