見出し画像

雪の茅舎純米吟醸しぼりたて生酒


今日から師走です。ふと思ったのですが12月に入るとみんな「師走」と言うのはなぜだろう。11月に入り、霜月になりましたねー、という会話は聞こえてきません。が、12月に入ると「師走♪」とみんな言いますね。なんだかんだ「師走」は忙しいイメージ。我々飲食店にとっても書き入れ時。海老原商店も年末まで走り抜けていきたいと思います。

今日の日本酒は昨日に続いて、雪の茅舎(ぼうしゃ)の新酒です。新酒とは、文字通り、新しい酒米で作った日本酒です。令和5年度産の酒米を使用した新酒は12月頃からボチボチと市場にお目見えします。

商品名:雪の茅舎純米吟醸しぼりたて生酒
酒米:麹米→山田錦 掛け米→酒こまち
精米歩合:55%
アルコール度数:16度

この手のスペックをみて、精米歩合はどれぐらいお米を削ったか、というのは何となくわかると思います。削れば削るほど、お米の甘味が増してフレッシュ感を味わうことができます。アルコール度数に関しては16度。やはり、高橋杜氏のチャレンジ、低アルコール化に向けた動きというものを少し感じます。なぜなら、例年の新酒は17度だったような?間違えていたらごめんなさい。今後は15とか14度の日本酒が主流になっていく可能性があります。

次に、酒米。基本、麹米と掛け米で異なるお米を使用するケースは多々あります。麹米は、文字通り、お米の糖化を促進させて、アルコールを生成させるための重要工程です。掛け米は醪をつくる際に投入するお米で、全体の7割が掛け米です。

今回の雪の茅舎は麹米を山田錦、掛け米を酒こまち、つまり秋田県産になります。山田錦はどこのお米なのかわかりません。麹は日本酒の土台になるので、やはり山田錦で固めるのは一般的なのかもしれません。

さて、このお酒をどう料理するか。今日の営業で開栓するのは確実として、まずは冷で1杯飲んで、そのあとはやっぱり「燗酒」を楽しみたいですね。もはや実験なので、ぬる燗、熱燗、両方試してみたいと思います。

最後に、忘年会のご案内。師走に入り、忘年会シーズンです。残念ながら海老原商店では10名20名の規模のキャパは受けられません。しかし、少人数の忘年会にはサイズ的にピッタリだと思います。標準で6席、少し詰めれば7席、椅子はいらねーよ、という話であれば10人は入れると思います。

現状としては予約を貰えれば30日まで営業しようと計画しています。30日はもうすでに皆さん帰省しているのでしょうか?店主は31日の午前までは働いて、そこから妻と娘が待つ栃木に帰ることになると思います。

それでは皆さん今宵も海老原商店でお待ちしております。
雪の茅舎の新酒、是非飲みにきてねー。

ではでは。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?