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澤乃井 木桶仕込 生酛純米生原酒

商品名:澤乃井 木桶仕込 生酛純米生原酒
蔵元:小澤酒造(東京都青梅市)
代表者:小澤 幹夫氏
度数:17度
精米歩合:65%
原料米:あけぼの

東京都が誇る澤乃井。なぜ小澤酒造なのに澤乃井なのか?澤の一文字を取ったわけではなく、土地の由来です。元々は沢井村という地名で、そこから澤乃井というブランドを立ち上げたとの事。社員数は80名、売上10億を超えており、日本酒業界では十分大手の部類に入ると思います。

代表の幹夫氏は23代目。先祖は武田にルーツがあり、甲斐から青梅に移り住み小澤酒造は誕生しました。現代表の小澤氏は長男で、物心ついたころから将来は蔵の跡を継ぐことをイメージしていたそうです。大学は農大ではなく普通の大学に進学し、日本酒とは全く関係のない食品卸で会計、総務などの業務に従事して、35歳という若さで小澤酒造の社長に就任しました。

小澤氏は業務のデジタル化を推進し、販路も全国に拡大、赤字事業は撤退など、大鉈をふるいます。結果、日本酒のオンライン販売が軌道にのり、会社も東京を代表する酒蔵として認知され、全国的にも澤乃井ブランドはよく知られるところになっております。23代目というのもなかなかの重圧ですが、35歳の若さで社長に就任し、しっかり実績をつくっており、大変立派な経営者であると感じます。

肝心の商品紹介ですが、原料米は「あけぼの」です。これは岡山県産の食用米です。これを使って生酛づくり、さらに木桶で仕込んでいます。木桶で仕込むことにより、日本酒にほんのり木桶の香りがします。そして、生原酒ですので火入れをせず、かつ加水もしておりません。濃厚な日本酒になります。

この日本酒は冷でも美味しいですが燗酒でも十分いけると思います。東京が誇る澤乃井、ぜひ海老原商店にてご賞味ください。




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