バイアスは横に置いておこう
人が一番ストレスに感じることは、人間関係と言われています。
私が人間関係で気をつけていることは、まっさらな状態で話を聞くことです。
友達間でも職場でも、同じコミュニティ内だといろいろな噂話が回ってきますよね。
「あの人は怖い人だ。」
「あの人は忙しくなるとテンパってしまって仕事ができない。」
「あの人とこの人は仲が悪い。」
そして、実際に会ったときに
「あ、この人は怖い人だ。怖いな。」
「あ、この人はテンパってミスをする人だ。仕事を任せないようにしよう。」
「ここは仲が悪いんだ。静かにしておこう。」
バイアスをかけて接することで、人間関係がギクシャクしてしまうかもしれません。
「怖いことはされていないのに、何事も怖いと思ってしまう。」
「テンパっていないのに仕事をさせてもらえないと文句が出る。余計なサポートをして嫌な思いをさせてしまう。」
「本当は仲良くなりたいのに、静かで気まずい雰囲気のせいで余計に仲が悪くなってしまう。」
情報が頭にあると、それ前提で関わってしまいます。
でも、噂って本当かわからないですよね。
その人が間違った捉え方をしているかもしれないし、本人は知ってほしくないことだったかもしれません。
噂話を聞いたら、10%くらいを頭の片隅に入れておき、あとは聞き流しましょう。
私は、噂で聞いていたとしても知らないふりをして人と接します。
「へー!そうなんですね!」
「〇〇さんってそんな一面があったんですね!」
そうすると、相手もよく話してくれるようになります。
私の職場では、一定期間で店長が異動となるため、前任の店長から店舗メンバーの説明を受けます。
「この人はこんな人だから気をつけてね。」
「この人はこんな趣味がある。」
実際にその方に会った時は、何も知らないふりを演じます。
「初めまして。あなたのことたくさん教えてくださいね。」
その人との会話を通して、自分の中にその人の情報をストックします。
他人のものさしは関係ない。
私は私のものさしでその人を見る。
これは、苦手な相手に対しても有効です。
「この人はちょっとキツめの人と聞いてて苦手かもしれない、、」と思ったとしても、「キツめ」を知らないふりをする。
そしたら、意外ときつくない人かもしれない。
キツいと思ってビクビク接すると、余計にキツく感じてしまうものです。
バイアスをかけないことは人間関係においてとっても大事です。
皆さんもバイアスをかけられたくないですよね?
何も知らないまっさらな人を演じてみましょう。
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