見出し画像

半月板損傷の手術をしました。

参考までに見てください。

膝の痛み~検査

以前から度々膝の痛みがあり、近くの整形外科でMR撮った結果、半月板損傷であると診断され、国立病院へ紹介されました。

国立病院では追加のレントゲンなどを撮り、最終的に手術を勧められました。
関節鏡下半月板部分切除術と縫合術です。

手術の日程を決め、その日は終わりました。

手術までに痛みはなくなる

かなりの痛みがありましたが、手術日までに痛みは全く無くなりました。
それでも、今のままだとまた痛むからと思い、手術は継続しました。

色々調べると、そもそも半月板損傷しているだけでは痛みはなく、そこが炎症することで痛むという話を見かけましたが、病院では、ボロボロの半月板を放置しておくと引っかかったりしやすく良くないとのこと。
「当日の夜には歩ける人もいる」とのことで、軽い気持ちで手術日を迎えました。

手術当日

前泊してPCR検査などを済ませ、手術当日を迎えました。
起きてからは飲食禁止。脊髄麻酔で吐き気が出ることがあるためだそうです。
手術室が並ぶ廊下までは歩いていき、そこから先は何故か車椅子。病院には「救急車に乗らないと救急受付できない」とか謎ルールがあるので、そういう類かもしれません。

手術室が並ぶ廊下を車椅子を押されて移動し、スタッフがボタンを蹴ってドアが開きます。ここ好きなんですよね。
手術は初めてなので、医療ドラマとかで見る感じの室内にワクワク。とはいえ、ただの膝の手術なのでスッキリしています。隣の手術室とは直接繋がっています。

手術準備

自分で車椅子から手術台に寝て、脱ぎやすいように来ていた前開きの寝巻きを脱がされます。
まずは横向きに足を抱えるように丸くなって寝て、脊髄麻酔。あー痛い。でも膝に水が溜まった時に刺されるストローみたいな注射ほど痛くないです。背中がズキズキする感じ。
注入が終わると仰向けに寝て麻酔が効くのを待ちます。
ベッドのヘッドアップをして下半身に麻酔が流れ込むようにしました。
保冷剤みたいなのを当てて、冷たく感じなくなればOKです。

胸のところにタオルでカーテンされて、自分では下半身が見えなくなります。
モニターが用意されて関節鏡の映像が映るようにしてくれました。

「麻酔医○○、機械出し○○」などと自己紹介が始まります。ドラマだとテロップが出るとこですね。
患者に対してではなく、相互確認のためみたいです。
執刀医と助手はゴニョニョ言ってて聞き取れませんでした😆
まあ主治医なのでいいんですけどね。

手術開始

「関節鏡下半月板部分切除術および半月板縫合術を始めます」的なことを言ってスタート。
気づいた時にはモニターは関節内の映像でした。
いつの間に?!って感じです。
直接下半身は見えないので、別の映像が出てても分からないですね🤣
澤野弘之のBGMは流れてきません。ただの膝だから。

服を脱がされて段々寒くなってきたので、胸の辺りに小さな布団乾燥機みたいな袋が置かれて温風で暖めてくれました。

手術はカメラ映像を見ながら進んでいきます。
関節外側から入った関節鏡は膝を横断して内側に。膝の内側からは鰐口クリップみたいなのを差し込んで、ボロボロのひだ状になっている半月板を切り取ります。
これが引っかかると痛かったりロッキングしたりするそうです。
ある程度スッキリ綺麗になった所で、次は縫合。
謎のマシンが差し込まれて、そいつが縫合糸を発射して勝手に縫合されます。自分でも出来るんじゃないか?って思うくらいのシンプルさ。
すごいですね。

二箇所ほど縫合して終了です。
膝に開けた穴を縫い合わせます。4-0と言ってました。聞いたことあるぞ4-0!

トラブル発生!

ただの膝の手術ですが、麻酔してるので心停止が起こる可能性はあります。
起こりませんけど。
チャチャッと手術が終わって、どうやらベッドが来てないらしいです🤣🤣🤣
取り敢えず近くにあったベッドに移されて移動。
エレベーターホールで渋滞していた中にあった病室用ベッドに再移動。
そのまま病室に戻りました。

丸1日起き上がるの禁止

数時間は麻酔のため、お腹から下には感覚がありませんでしたが、徐々に戻ってきます。
指先だけでも動くようになれば結構楽です。
また、麻酔が切れたからと言って直ぐに手術跡が痛むことはありませんでした。

それよりキツイのは丸1日起き上がるの禁止。
これです。
起き上がると、数日後に激しい頭痛に見舞われるそうで、とにかく頭を起こせません。
寝たままご飯を食べ、あとはスマホを見るか寝るかしかないです。手を上げておくと点滴が上手く流れないので、まあほとんど寝てました。

脚が動くようになっても起き上がれないのでトイレには行けません。尿器です。まあ麻酔が抜けなかったらオムツですと言われてたので、それよりは断然いいです。
翌朝までに2回使いましたが、巡回に来た時にしれっと捨ててくれます。
「大」が来なかったのは良かった。。多分麻酔で腸が活発じゃないからだと思います。

高熱

その日の夜に38度の熱が出ました。
解熱と痛み止めを兼ねてカロナールを飲みました。
夜中は痛みも出てきましたが、それでも結構寝ました。
朝6時半に検温とかに来た時に、何度か肩をトントンされないと起きなかったくらい。
熱も朝には36.8になっていました。

退院

そのままだとあと1,2泊したんだと思いますが、元々「次の日には帰れます」と言われてたので退院する方向にしていました。
が、膝が痛くてまともに歩けません!
傷口は当たると激しく痛みますが、普段は平気です。
関節内のほうが痛みがあって、炎症で痛かった以上に痛みます。
片方だけの杖は持ってましたが、両方ないとまともに歩くのは無理です。
事前に杖2本を用意しておくことをオススメします!

どのくらいでまともに歩けるようになるかわかりませんが、取り敢えず手術翌日はそんな感じです。

追記10/02:熱と足の変色

退院の日の夕方から熱が上がり始める。
と同時に、手術した右足のつま先がオレンジに変色している事に気づく。足の甲は赤い斑点がある。
病院に電話してみたが、頼りなさげな当直医が「手術とは関係ないと思います」というだけだった。

画像1

ネットで検索しても同様の症状は一切出てこない。
麻酔が絡んでいる気がするけど分からない。
何か分かったら追記します。

追記10/03:足の変色治りました

手術の翌々日、足の変色は治りました。
結局何だったのか??

追記10/03:普通に立ってはいけないらしい?

他の病院で半月板縫合術後の対応を読むと、数週間は膝を固定、足をつけないように松葉杖使用、アイシングやマッサージを行うと書かれていて、手術時に受けた説明(膝を120度以上曲げてはいけないというのみ)とは大きく異なることに気づきました。
早めにかかりつけの整形外科に行って確認したいと思います。

追記10/04:地元整形外科に行きました

今日は少し歩きやすくなってます。
地元整形外科で診てもらいましたが、特に問題なく、傷口に貼ってあった防水のガーゼみたいなのを剥がしてただの絆創膏を貼ってくれました。
抜糸は適当に1週間後くらい。

足先の変色について聞いた所、「ああ、イソジン。」って言われました。
消毒の際に使用したイソジンが末端に沈着?しただけだったようです。
それだけ?? っていうくらい単純で、(当直医知っとけよ)と思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?