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自分の暮らしを見直す。

2020年 10月某日。

新しいプロジェクトがスタートし、その中で自分が大切にしたい事・自分が作る家づくりで優先順位が高いものが明確になってきた。その1つが「暖かさ」だ。

今後このキーワードを集める事で、僕の求める家づくりが形作られていくと思う。

このプロジェクトを通じて、温熱環境は1つの武器になってきた。
今までは、自分の武器と呼べるようなスキルは乏しく、経験も少なかった為、
自信が持てなかったように思う。わからない事・不安と思う事が多いと顔にも出るタイプです。
色々理解してくると自信も出てきて、わからないことは調べ方まで分かってきて楽しくなる。

そんな中、今回のように深く学ぶ事で、知り得た知識を暮らしに役立てたいと思っています。人々が生活する上でどうしても必要なものが「住まい」です。それは、新築や賃貸など切っても切り離せない人の営みです。

今ある既存住宅の温熱環境は決して良いものではありません。先進国の中ではかなり出遅れています。2050年カーボンニュートラルへ向けて、大きく舵を切り始めたのが今の日本です。

かなり出遅れているため、今建っている住宅のほとんどは基準がない中で、作り手のモラルで建てられた住宅が多いです。そのため断熱性能は乏しく、夏暑く・冬寒い住宅がほとんどです。

そんな劣悪な環境を少しでも良くしたいと思うようになりました。

まずは自分の暮らしです。

自分は普段どんな環境で暮らしているのか?調べるために温度計を買いました。
今何度あり、湿度がどのくらいで、今日は晴れているのか?、曇っているのか?外は何度かあるのか?
そんなことを普段の暮らしの中から意識するようになりました。

WHOは室温が18℃以下は要注意ですが、生活エリアによっては、平気で下回ります。
自分たちが暮らす中で、何度が寒く感じ、暖房する際は何℃設定がいいのか?を見つけていきます。

それは、
人それぞれ好みの温度が違えば
家の性能も違います。
住む地域も違います。

そのため一概に「これがいいです。」は言えない部分がありますが、
これも100点を取らないといけないわけではなく、
70点・80点を目指してやっていけばいいと思います。

要点を押さえながら、新築でも賃貸でも使えるような豆知識を発信していければいいと思います。

プロジェクトを通して、やる前までは不安も多かったです。
いざやってみて、時間がたった今だから言えることもありますが、やって良かったと思っています。
まだまだこれからの部分も多くあると思いますが、これからも発信を続けていきたいと思いました。

必死になって調べて、身に付けた知識だからこそ人の役に立つ事ができるかもしれませんね。

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