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ヴァンヴの蚤の市(Les puces de Vanves):アンティークなものがいっぱい、パリのおすすめ蚤の市

パリの見所の一つ、それは、なかなかお店ではお目にかかれないアンティークなものを買い求めることができる蚤の市(les puces)。

パリでは、クリニャンクール、モントレイユ、ヴァンヴの3つの蚤の市が、三大蚤の市として挙げられているが、今回のnoteでは、ヴァンヴの蚤の市(Les puces de Vanves)を紹介していきたい。

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ヴァンヴの蚤の市の会場は、パリ南西部に位置するメトロ13番線のポルト・ドゥ・ヴァンヴ(Porte de Vanves)駅前。

パリ中心部から結構な距離に感じるかもしれないが、メトロで簡単にアクセスすることができるので安心である。

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開催日時は、毎週土曜と日曜の朝7:00から昼過ぎの14:00頃まで。

他の蚤の市に比べてちょっと開催時間が短いので、午前中のうちに訪れた方が良いかもしれない。

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筆者が訪れたのは、午前中の11時過ぎであり、蚤の市に入って行く人、大きな戦利品を抱えて出てくる人、それぞれで賑わっていた。


写真の通り、綺麗なガラスの食器が売っていたり、

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また絵画や燭台なども。

時々、ドアの取っ手やものを吊り下げるためのラックも見るが、現地の人はこういうものを買って自分の部屋でアレンジするのであろう。

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大型の家具も売っている。

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ガレット・デ・ロワ(Galette des rois)に入っていそうな小さな陶器の小物も。

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ちょうど天気も良く、散策するのにはぴったりであった。

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このヴァンヴの蚤の市は、様々な説はあるものの、19世紀の終わり頃から定期的に開かれていた歴史ある蚤の市らしい。

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何に使うか分からないようなものをざっくばらんに並べているのも、何とも魅力的。

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毎週売りにくる人はこのように中型・大型の車で品物を詰めて会場にやって来ているようだ(撤収もスムーズそう)。

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古い木の箱を生かした商品の並べ方も様になっている。

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中には壊れたちょっと怖い人形も、ちゃんと歯があってリアル。

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筆者が思わず足を止めてしまったのは、このアメジストや水晶が付いた小さなガラスの小物入れ50ユーロ。

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小さなスプーンがついていたので薬入れか砂糖入れなのかもしれない。

あまりに素敵なデザインだったのだが、50ユーロという値段に気が引けてしまって買わなかった。

20ユーロだったら買っていたかもしれないが、忘れらない素敵な小物入れであることは確かである。

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このようなセットのカトラリーも結構いい値段で売られていた。

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ちょっと昭和チックなコップたち。

このようなコップなら自分の実家に沢山あるので、蚤の市ならば売れそうだなと思ったり。

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これはフォークやナイフを置くやつであろうか。

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全然ものが入りそうにない小さな宝石のようなバッグも可愛い。

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ぶらぶら散策したが、評判通り、治安の悪さはそんなには感じない。

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とはいえここはパリなので、人混みの中、持ち物に用心することに越したことはないであろう。

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古い雑誌やレコードもあり。

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誰のものか分からない写真が売っているのも面白い。

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特に買い物をしたわけではないけど、見ているだけで楽しいマーケットだったし、将来、自分の家にアンティークの家具や雑貨を置きたいというイメージも膨らんだ。

またパリに来た際には他の蚤の市も散策してみたいと思ったのであった。


ヴァンヴの蚤の市(Les Puces de Vanves)

場所:34 Avenue Marc Sangnier, 75014 Paris, France

※最寄りはメトロ13号線 Porte de Vanves駅

開催日時:7:00-14:00頃まで(毎週土曜日曜)

ホームページ:pucesdevanves.com




参考:

「ヴァンブの蚤の市」『O'bon Paris』(2015年11月23日付記事)

「Vanves Flea Market – Explore Paris’ South」『Salut from Paris』(2022年5月6日付記事)

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