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意識の授業についてのアンケートの結果 日本語と英語のツイートで。(For English version, see at the end of this essay)
2022 Oct 7 に、北大CHAINの吉田さんと、大学生・大学院生向けに行っている意識の授業についてZoom/Youtube上で話しました。 そこで出てきたマーケティング的なアイデアで、実際、授業を受ける側の人がどんなトピックを求めているかについて、アンケートをYoutubeの視聴者に聞きました。サンプル数が少なかったので、先週一週間かけて、Twitter上で日本語・英語で同じ質問をしました。結果は以下の通り。 以下は、DeepLによる上の私のコメントの英訳です。ほぼ
独立ラボを持った時、共同研究者との中型・大型グラントを提案したり、運営するときに、読んでおけばよかったなぁと思う、最近読んで超参考になった本たち。 ー その1
最近色んな事情があって、以下の本を読んでいる。 オリジナルズ ビジョナリー・カンパニー2 良い戦略、悪い戦略 学習する組織 これらの冊を熟読していて、自分の身にしていたら、Monashで自分の独立ラボを運営しはじめた2012年以降の10年間、相当人生が変わっていただろうな、と思う。 とったノートの量は半端ないし、それぞれの本にはこういう要約サイトがあるので、ここでは、なぜ、私が自分の独立ラボ運営でこれらが役に立ってただろうと思うかを少し書いてみたい。 私は幸運にも201
時限公開販売最後。クオリアと報告の関係性は「随伴」関係? 現象的な意識とアクセス意識の関係性への新しい見方とそこから生まれるあらたな実験パラダイム。
(最後は一気に5章から7章までを載せます)5. クオリアと報告の関係性は「随伴」と捉えられるか?4章では、圏論における重要な結論である米田の補題と、それにインスパイアされてデザインした心理物理実験として考えられる例を紹介した。 5章では、圏論が明らかにしたもう一つの重要概念である「随伴関係」を意識研究者や認知科学者に紹介する。「随伴」とは、2つの圏の間にある関係性である。圏論で正式に定義される他の圏の間の「同じさ」に比べると、条件がゆるい分応用範囲は広い。ただし「ゆるい」と
有料200