アドボカシー!


 陽当たりのいい、お気に入りのお家に暮らしている私。

 もうすぐ契約満了なので新たなお家を探していて、先日ある不動産屋さんに内見依頼をしたところ、告知義務はないけれど・・と、担当の方が同マンションで過去に事故があったことを教えてくれた。


 こういうことに関して、自分はさほど神経質ではないはずだけれど、あとから知っていたら確実に気分が沈む案件だった・・。

 とにかく聞いてしまった以上は気が乗らないので、事前にお伝えしてもらえて本当によかったです、と、内見はお見送りすることに。


 それでわたしは、お会いしたことのない、メールを2往復くらいしただけの担当さんを、すっかり『信頼できる人』認定してしまった。


 他にも申込者がいますよ〜引越しシーズンですからお急ぎくださいね!とお客さんを煽って契約させるのは簡単だけれど、自分(会社側)にとって一見不利になる可能性のある、でも重要な情報をきちんと伝えることで、わたしの中で信頼できる不動産屋さんとしての地位を獲得したこの方。


 そりゃ、わたし一人に信頼されたところでさほどの利益はないけれど、信頼できる不動産屋さん探しって物件を見つけるよりもずっと難しいと思っているわたしは、仲介手数料を払うならこの人に・・と、まんまと思っちゃっているのです。


これぞ、アドボカシー、顧客第一主義が与える効果ですねえ。


 某素敵物件を扱う不動産屋さんの、可愛らしい名前の担当さん。ありがとうございます。引き続きよろしくお願いします。




最後まで読んでくださってありがとうございます。