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かっこ悪い、恥ずかしい自分でやっていく。

こんにちは、クッキー屋クル店主のナオです。
13年間お店をやってきて培った「好きなことを仕事にする」ことを健やかに続けていくためのコツや考え方をお伝えするnoteです。

わたしは昔から自分に自信がなくて、自己否定の塊のような人です。周りと比較して、「だから私はダメなんだ」と、自分がいかにダメかを証明するような行動を無意識にとっていたように思います。

色々な考え方に触れたり心のことを学ぶことで、かなりマシになりましたが、それでもいまだに、油断すると自分を落とすような考えにハマってしまいます。

周りの人から見ると、「そんなふうに見えない!」と言われるのですが、それは一生懸命、良く見えるような仮面を作ってきたから。
ダメな自分を隠し、人に好かれる仮面をじっくりと(笑)完成させてきました。

そんな私も独立をしたことで、より一層自己否定の自分、自分の見たくないところと向き合う場面が多くなってしまいました。

独立、ということは、内にも外にも自分をさらけ出すということ。

作品にもそうだし、お金との付き合い方、お客さまや外部とのやりとり、全てに「わたし」という個人のあり方、考え方がベッタリと付きまとうようになってしまうのです。

そうすると、やることなすことで「わたし」の評価が下されているような気がして、素敵な表向きの「仮面のわたし」との差は開くいっぽうでどんどん苦しくなっていきます。

ここまでやってきて気づいた、とても大切なことは
「ダメだと思ってる自分でやっていくしかない」
ということを、意識のうえにちゃんと置いて進んでいく、ということ。

改善したいと思っている部分は変える努力をしたら良いけれど、
どうしても、どうしても変わらない性質が誰にでもある。

ある意味「素敵でいることを諦める」覚悟をすること。

嫌いなことをすぐ後回しにして、
お金の管理が苦手で、
電話が苦手で、
すぐひとりになりたくて、
真面目な仕事はやれなくて、
メールの返信が遅くて、
書類がちゃんと書けなくて、
言ったことが二転三転して、
うやむやにすることがたくさんあって、
嫌になったら逃げちゃって、
すぐ疲れちゃって、

そんな自分でやっていく。

この上の言葉を読んで、いやこんなので独立しちゃダメでしょと思った人は、その部分を自分に許可できていないともいえます。

私も昔は、自分のこの部分を文章に書くなんてもってのほかでした。
こんなやつが独立してお店をやっている、とバレたら大変なことになる、とさえ思っていました。笑

もちろん、ちゃんとやってよ、と離れていく人もいるし、離れてしまって仕事にならないこともあって
その時は自分を変えることより、どうしたら仕事として成り立たせることができるか?を考えることの方が大切。

誰かに代わりにやってもらったり、「私はこれがどうしても苦手なので、ごめんなさい」とあらかじめ理解を求めたり。

それができるのは、否定をするのではなく自分を棚卸しすることで理解して、きちんと自分の性質を言語化できるようにしておくことが大切です。

心地の良い健やかな仕事をするためには、周りの環境に目が行きがちだけれど、ずっと自分を否定していてはいつまで経っても心が落ち着かないままです。

「とりあえず、このわたしで行こう」

案外、それだけで滞っていた流れがスムーズになることもあると思いますよ!

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