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一人称と二人称と

こんばんは。
ずいぶん空いてしまいましたが、毎日何かしていました。
主に視聴していた「rakuraku vietnam」さんの、「【初級ベトナム語文法授業】ao daiを着てる先生たちと勉強しましょう」の続きについて。

初級ベトナム語文法第12課:あなたの名前は何ですか?Ten ban la gi?』です。21分38秒でした。
What is your name?My name is 〜
途中先生が「注意!ベトナムでは年がすごい大事です!」と言われました。
どうしてかというと、“自分が年上、相手が年下””自分が年下、相手が年上の女の人””自分が年下、相手が年上の男の人”で、話をするときの一人称と二人称が変わる、からです。
年齢だけでなく、性別も大事なんですね。
そして、年齢と性別によって、Em / Chi / Anh を使い分けるのです。
この文法は、第13課と第14課でも、引き続き出てきます。ベトナム語の基礎中の基礎、の部分なのかもしれません。
これが、とても覚えられない。練習は何度もするのだけど、シチュエーションが想像できないという感じです。苦労しています。

復習のために書いてみようと思うのですが、難しくてどう書いたらいいのか分からないので、調べました。
以前「北部弁」について読んだ「ハノイのタイベオ先生」のサイトから『【人称代名詞】ベトナム語で「私」と「あなた」を使い分けるコツを教えます』という記事を読みました。
その中に「ベトナム語の勉強をはじめて、発音の次にとまどうのが、このたくさんの人称代名詞の表現の多さです」とありました。

順に勉強します。
まず「私」がtoi、「あなた」がban。
この言い方は、初対面や、フォーマルな場面で用いられる言い方で、男性でも女性でも使うことができるようです。
次に親族や友人などで、すでに関係がある間柄なら、その仲によって人称を変えるということで、その言葉がさまざまです。「ハノイのタイベオ先生」は表にしてくださってましたが、本当に種類が多い。

でも、ここまで書いて思ったのは、日本語も会話では同じようなところがあります。
友人との間では「うち」や「オレ」でも、相手によっては「わたし」や「ボク」になることもあれば、「わたくし」と言うこともありますし。
孫がいれば「ばあばはねぇ」とか「じいちゃんはなぁ」とか言うでしょう。
相手のことも「あなた」とはあまり言わない。「きみ」という言い方もあるけど、これも日常的じゃない気がする。親しかったら、愛称とか名前を二人称がわりに使うし、家族なら自分から見た続柄「母さん」「親父」と言うし、仕事なら役職名や肩書きで「社長」「先生」と言う。地域によっての違いなんかも含めたら、二人称の種類はすごくあります。
とはいえ、日本語を習うなら、「わたし」「あなた」と教わるのではないでしょうか?実際の会話ではかなり使い分けていても。

それを「一人称、二人称はたくさんあって、間柄によって変わりますよ」と教わるのは、やっぱり「これ大事」だからなのでしょう。ベトナム語の、またはその言語に内在する文化の根底の肝心な特徴であって、ベトナム語でコミュニケーションをとる時に「わたし」「あなた」ではダメなんですよ、ということなのだと思います。

えと、文法とかについてはまた今度。
今日は以上です。

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