「画家」は流行りとして「創出」されている

最近はフランスの画家「バルテュス」が日本でも話題になっている。東京都美術館で展示されていることもあり、ご存知の方も多いだろう。(本稿は投げ銭スタイル)

では、これまでバルテュスが知られていたかというとそうでもない。ピカソが「20世紀最後の巨匠」と呼んだ話は有名だが、こういうエピソードを取り上げて「話題性」のある画家として取り上げられる。つまり、ストーリー性を持って情報を発信し、流行が創出されている。

これまでも例えば「若冲」とか話題になる画家がいたけど、これからも「バルテュス」のような話題性のある画家が出て来るやも知れない。


東京都美術館 バルテュス展

http://www.tobikan.jp/exhibition/h26_balthus.html

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