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365日のレシピ  ・・・せっかく、まいにち食べるなら

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ラフテー

基本の作り方は、みそラフテー2021と同じで、調味料が違うだけ。 なのですが、ここでは、ちょっと違う作り方を紹介します。 みそラフテー2021の作り方は、前日に下ゆでする必要がありました。 豚ばら肉の余分な脂を取り除くためです。 ゆで汁を、あるいはゆで汁に肉を浸けたまま冷蔵庫でひと晩冷やすことで、ゆで汁に溶け出た脂が固まります。 この脂のかたまりを取り除くことで、さっぱりとした仕上りになるのです。 ですが、この作り方ですと、食べたいその日に食べられないのが欠点。 そこで、

みそラフテー2021

みそラフテーのレシピを改良しました。 隠し味にしょうゆを入れることで、味がしまった気がします。 しばらく、このレシピで作るつもりです。 確実においしく作れます! 1 豚肩ロース肉500グラムは2〜3等分に切る。 この段階では、まだ食べるときの大きさに切りません。 2 鍋に1の豚肉、長ねぎの青い部分、しょうがの薄切り1かけ分を入れ、かぶるくらいの水を注いで中火にかける。沸騰したらアクを取り、少しずらしてフタをして、弱火で1時間ほどゆでる。 下ゆでです。 吹きこぼれるので

煮豚

煮豚はいろいろな作り方を試しましたが、 いまはこの作り方が気に入っています。 鍋ひとつで作れますし、煮ている間は放っておけばいいので、 ごちそう感のある見た目に反して、とても手軽な料理です。 1 鍋にサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、豚肩ロース肉300〜350グラムの表面をこんがり焼きつける。 裏表だけでなく、すべての面を焼きつけて、うまみを閉じこめます。 横面も忘れずに。 2 全体に焼き目がついたら火を止め、水300㎖、酒大さじ3、にんにく2かけ、しょうがの薄切り1か

いわしの梅煮

まるまると太ったいわしが、8尾で300円という激安だったので、迷わず購入。 その日のうちに、4尾はなめろうとフライで食べ、残りの4尾は、次の日に梅煮にして食べました。 いまの時期のいわしは、どうやって食べてもおいしいですね。 1 梅干しは種を取り除く。しょうがは薄切りにする。 いわしは、頭とはらわたを取って売っていたので、今回は下処理なし。 丸のままなら、頭を落として、はらたわを取り除き、流水でよく洗って水気を拭き取って調理します。 2 フライパンにしょうゆ、砂糖、みり

たけのこの姫皮の梅肉和え

たけのこを自分でゆでると、楽しみなのが姫皮です。 姫皮は、たけのこの皮の、下のほうのやわらかい部分のこと。 お吸い物にしたり、和え物にしたりして食べます。 市販のゆでたけのこには、たいてい姫皮はついてないですから、 生のたけのこが出回る春だけの食材、と言っていいのかもしれません。 1 たけのこの姫皮は食べやすい大きさに切る。 たけのこの皮と姫皮の境界線を見つけるのは難しいですが、 包丁で力を入れずにすっと切れたところから下が姫皮で、 やわらかく食べられます。 2 梅干

豚肉と新玉ねぎのビネガーソース

かっこつけた料理名にしましたが、 要は酢豚なのです。黒酢を使っています。 ポークソテーを酢豚の味つけにしてみました。 フォークとナイフで食べる洋食スタイルです。 1 豚肩ロース肉(とんかつ用)2枚は筋切りする。 赤身と脂の間を走っている筋を断ち切ります。 写真はとんかつ用の肉ではなく、かたまり肉を厚切りにしました。 2 新玉ねぎ1コは縦4切れに切る。 3 ボウルに黒酢大さじ2、しょうゆ大さじ1、砂糖大さじ1と1/2、水大さじ2と1/2を合わせ、砂糖が溶けるまでよく混ぜ

鶏の唐揚げ

何度か作って、やっとおいしい!と思える唐揚げが作れました。 さらにおいしく進化するかもしれませんが、 いまのところ、この作り方を“鶏の唐揚げの基本”とするつもりです。 1 鶏もも肉1枚は6等分する。 大きめに切ります。 大きいほうがジューシーに仕上がります。 2 ポリ袋に鶏もも肉を入れて、しょうゆ大さじ1、酒大さじ1、水大さじ2、昆布だし(液体)大さじ2/3、おろししょうが1かけ分を加え、ポリ袋の上から鶏肉にもみ込み、冷蔵庫にひと晩おく。 ひと晩おいて、味をしみ込ませ

ポークステーキ、オニオンソース

肉をがっつり食べたい! そんな欲求に応えてくれる厚切りの豚肉。 ただ塩こしょうして焼くだけでもおいしいですが、 ごはんがもりもり食べられる玉ねぎのソースで仕上げました。 少しにんにくも入っているので、スタミナ満点です。 1 豚ロース肉は筋切りする。 筋切りは、豚肉の脂身と赤身の間に走っている膜(筋)を、包丁で断ち切るように数カ所切り込みを入れます。 焼きむらを防ぐためです。 筋切りをすることで焼いても反らないので、均等に火を入れることができます。 2 玉ねぎ、にんにくは

たけのこの木の芽みそ焼き

薄味で煮たたけのこに、木の芽みそを和えるのも、もちろんおいしいです。 でも、せっかく自分でゆでた新たけのこなので、 たけのこの味をそのまま味わいたい。 とはいえ、やはり木の芽みそも捨てがたい。。。 そんな欲張りな気持ちから生まれた料理です。 1 たけのこの穂先は縦4等分に切る。 もちろん、穂先でなくてもかまいません。 2 木の芽10枚はすり鉢ですり、ペースト状になったら白みそ大さじ1と1/2、みりん大さじ2/3を加えてすり混ぜる。 木の芽の茎がかたければ、取り除いてく

かきとゴボウとセリのみそ汁

世の中には、どれかひとつでも欠けると、成立しなくなる、 というものがあります。 このみそ汁が、まさにそれ。 かき、ごぼう、せりの3つが揃わないと、まったくもって物足りません。 かきとごぼうだけでも、かきとせりだけでもダメ。 いわんや、ごぼうとせりだけなど、あり得ません。 ぜひぜひ、3つの食材を揃えて作っていただきたいのです。 1 かき6~10コはよく洗い、水気を拭き取る。ごぼう15センチはささがきか、縦半分に切ってから斜め薄切りにする。せり2本は4~5センチ幅に切る。 2

たけのこと牛肉の甘辛炒め

すき焼きにたけのこを入れる感覚で、 甘辛い炒め物を作りました。 たけのこも牛肉も、甘辛味がよく合います。 ごはんのおかずやおつまみに、お弁当のおかずにもおすすめです。 たけのこをごぼうやれんこんに変えてもいいですね。 1 たけのこ7〜10センチは5〜7ミリ幅のいちょう切りにする。 2 しゅうゆ大さじ2、みりん大さじ2を合わせる。 合わせ調味料です。 3 フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、たけのこを並べ入れて焼きつける。焼き色がつきはじめたら裏返し、牛肉6枚を

ほたるいかと根三つ葉の和風パスタ

ほたるいかのバスタは、どう作ってもおいしいですが、 組み合わせる野菜で、だいぶ印象が変わります。 今回は根三つ葉を選びました。 最後にしょうゆの風味をプラスした和風パスタです。 1 ほたるいかは目を取り除く。根三つ葉は5センチ幅に切る。にんにく1かけはみじん切りにする。パスタ200グラムは塩を加えた湯でゆではじめる。 口当たりが悪いので、ほたるいかの目は取り除きます。 2 フライパンにオリーブ油大さじ2とにんにくを入れて弱火にかけ、香りが立ったらほたるいかを入れてさっと

ほかるいかと春野菜の酢みそがけ

ほたるいかには、うどを添えたくなります。 濃厚な味のほたるいかと、爽やかでちょっとりんごの香りも感じるうどを交互に口にしていると、延々に食べ続けられる気がします。 もちろん、冷酒も欠かせません。 今回は、菜の花とわけぎも添えてみました。 酢みそに合うもの大集合!のひと皿です。 1 ほたるいか10杯は目を取り除く。 目があると口当たりが悪いので取り除きます。 2 うど10センチは皮をむき、長さを半分に切って、縦半分に切り、2〜3ミリ厚さの短冊切りにする。わけぎ1本、菜の

新じゃがの粉ふきいも、木の芽みそ和え

春の食材ふたつで作るひと品です。 大人のポテサラといった趣。 新じゃがは粉ふきにしました。 ただゆでたじゃがいもよりも、和え衣がよくからむ気がします。 とてもおいしいので、ぜひ作ってください。 皮つきのままです。 粉ふきいもではなくなりますが、 ゆでずに電子レンジで加熱してもかまいません。 鍋底にじゃがいもの表面から落ちた芋粉(?)がこびりつきますが、気にしません。 粉ふきいもを作るときは、どうしてもそうなります。