飲むヨーグルトのCMで、歌手でタレントのあのちゃんが、思い切ったネタ完コピを披露している。

※日清食品グループ公式チャンネルより

いきなり余談から入ると、私はずっと芸名が“あのちゃん”だと思っていた。
なかやまきんに君とか、さかなクンとかりんごちゃんとかの系統かと。
今回いろいろ見て、初めて芸名は“あの”で、みんなが親しみ込めて“ちゃん付け”しての“あのちゃん”だと認識を改めた。
よく考えなくても当たり前だ。

さて、このネタの元は、言わずもがな、ピン芸人・永野の「ラッセンが好き」のアレだ。

元ネタが何なのかはすぐにわかるのだが、なんと言ってもあのちゃんの思い切りぶりというか、振り切れぶりには感服する。

もちろん収録だし、一発撮りではさすがにないだろうけど、だとしたらなおさら、テイクを重ねるごとにグレードアップに勤しむ姿が目に浮かんで微笑ましい。

実は、私は元々あのちゃんは嫌いではない。
というより、ちょっと好きだ。

自分がブレない感じ。
あのスタイルが地なのか作っているのかわからないけど、どちらにしても自分のスタイルが揺るがない印象を受ける。

ちなみに、このCMで一番好きなところは、導入のステップでも、締めの「あ〜いい！ｰ」でもなく、ここ↓

本家・永野が悲鳴を浴びるポイントをほぼ忠実に再現したかのような表情。

やっぱ惚れるわ。

さて、この完コピで思い起こすのは、かつて大晦日の恒例バラエティ番組での一コマ。

俳優・斎藤工がピン芸人・サンシャイン池崎の絶叫長台詞自己紹介を自分ネタにアレンジして完コピしたアレだ。

CMと違い、一発勝負のネタ見せだっただけに、あの完成度と振り切れぶりは感動すら覚えた。

あのネタ見せで、斎藤工の株はますます上がったし、ついでにサンシャイン池崎もブレイクした（個人的見解）。

あの時も、どうせやるなら思いっきり、せっかくだから超全力の精神の尊さをまざまざと見せつけられた思いだった。

今回のあのちゃんの全力完コピは、その時の感動を蘇らせてくれた。

人生一度きり。

どうせやるなら思いきり。

あのちゃんからのメッセージだと勝手に思って受け止めて、これからの人生、肝に銘じて進もうと思う。

永野より〜普通に〜あのちゃんが好き〜

あぁ〜ぁあいいっ！

…当たり前か