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私が教育委員になりたいと思った理由

いつもご覧いただき、ありがとうございます。

前回は私がパラレルキャリアの1つとして従事している「教育委員」の仕事について書かせていただきました。

今回は「なぜ私が教育委員になりたいと思ったのか?」ということについて書きたいと思います。

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まず教育委員の定数については、法律により原則4名となっています。
ただし、条例で定めるところにより、都道府県・指定都市は5人以上、町村は2人以上にすることが可能となっています。

私の住む自治体は、元々定数が4名でしたが、現市長が教育を最重要課題と捉えて、平成27年に8名まで定数を増やす決定をしました。それに伴い、2名を子育て世代の声を教育行政に反映するという意図で、市内の保護者を対象に公募することになりました。

初めての公募があったときに、興味があったのですが、当時は自分にまだ何か貢献できるものがなかったのと、市民活動も特にやっていませんでしたし、行政の方との繋がりもなかったので、エントリーを見送りました。

2度目の保護者対象の教育委員公募があったのが令和元年の秋。
このときに私はエントリーしました。

エントリーした理由は下記の通りです。

・国のGIGAスクール構想により教育のICT化が始まること
・教育の手法に「主体的対話的で深い学び」の考え方が入ってきたこと
・自身の勤務先ですでにICT教育を行っていて、アクティブラーニングの手法を
 取り入れた授業を実践していたこと
・市が主催するイベントにも参加していたこと
・息子の小学校の参観で授業見学をしたこと

当時本校ではiPadですでに双方向授業を行なっていて、私自身も探究型のアクティブラーニング授業を行なっていました。
また授業参観で見学した授業が、私が小学生のときに受けた授業と全く同じだったことに衝撃を受けました。

国のGIGAスクール構想の推進と学習指導要領の改訂が始まっていく中で、私が実践していることが、市内の小中学校の教育にも貢献できるのではないかと思いました。「私立」だからできるではなく、「公立」でもできることはたくさんあると感じていました。

そして、2018年の夏に「シビックパワーバトル大坂夏の陣」という、データを使ってまちの魅力をアピールするプレゼン大会に市代表で出場させていただきました。

プレゼンメンバーで男性は私ひとりだけでしたが、イベントに関わる行政やメンバーの方々が本当に素敵で、自分のまちが本当に好きになった瞬間でした。

観覧にこられていた市長にもご挨拶でき、まちのために何か貢献したいと思うようになりました。

イベントの詳細はこちらから
↓            ↓            ↓
https://www.civicpowerbattle.org/cpbosakanatsunojin2018


結果として教育委員に採用いただき、今年で3年目に入っています。

教員出身の教育委員の方は、基本的に校長経験者の方が多いです。
(公立の先生は副業規定に引っかかるようですし、学校現場と教育委員会の関係性もあるので、教育委員にはなれないようです)

私の場合は職場の学校長に了解を得ていることと、私立学校の教員ということで、現職教員でありながら教育委員ができています。

公立・私立の違いはあれど、学校教育の領域に関して、現職教員の立場で教育委員として関われるのは大きなことだと思っています。

しかしながら、学校教育以外にも教育委員会で取り扱うことがあり、まだまだ教育行政について勉強しないといけません。

学校教員としてだけではなく、パラレルに活動している経験も含めて、地元の学校教育に少しでも貢献できればと思っています。

本日もここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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