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机の上だけで考えることをやめてみよう

マーケティングやブランディングに必要なこと

今回のテーマはマーケティングやブランディングに関するノウハウというよりは、どちらかというと注意すべき行動について書いてみたものです。大いに私の私見が反映している記事ですので、その部分はご理解いただきながら読み進めていただければと思います。
マーケティングやブランディングはどちらかというと、スマートな印象のある仕事なのかもしれませんが、営業部門もマーケティング部門も経験している私としては、結構泥臭い仕事だと感じています。タイトルにも書いたとおり、机の上だけで完結するような仕事ではないし、あらゆる細かいところにも気を配り、自分の足で現場を回って行くような仕事です。それはなぜかというと、マーケティングやブランディングが人のエモーショナルな部分にアプローチすることが求められる仕事で、そのためには並大抵のことではうまくいかないからです。よく顧客インサイトと呼ばれますが、それはデータ分析会社が作ってくれるものでもなく、マーケティングやブランディングを担当している方々がアクセスできうるデータを総合して理解するのです。そこには現場で見るお客様の生の声や協力会社の方々の中立的な意見も参考にしなければなりません。
マーケティングやブランディングに必要なことはそのような机の上では分からない情報に一つでも多く触れてリアルな状況をきちんと理解することなのです。

積極的に人と話そう

そのためにまず必要な姿勢は、人と話すことです。感染症もまだ猛威を振るっているので、オンラインでももちろんいいです。とにかく人との会話をすることです。
人は社会というネットワークを築くことによって生存優位性を担保して繁栄してきた種です。人とのコミュニケーションは実は人が生きながらえてきた武器です。いわば人の根源的な営みとも言える会話は本当に多くの学びをもたらしてくれます。
もちろん直接会って会話することはオンラインで会話するよりもより多くことを知ることができます。例えば、言葉を発するときの雰囲気、ふとした思いつきによる新しい話題への展開、表情から見て取れる言葉外の情報などです。これらの情報があることによって得られる情報の質は格段に上がることになります。

人との繋がりの中から新しい取り組みが生まれる

人と会い(もちろんオンラインでも)会話を続けることで、新しい取り組みも生まれてきます。世の中にあるマーケティングやブランディングの素晴らしい取り組みは、ふとした出合いから生まれてくることが、実は多いように思えます。
デスクの上にあるPCに向き合っているだけでは到底出てこないであろう、あっと驚く取り組みはもしかしたら人と人の新しい出会いのもとに生まれているかもしれません。そのためには本当の意味でコミュニケーションを通じて信頼関係を築くことが求められるように思います。それは数多く名刺を交換するということではないことは明らかです。

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