見出し画像

初の著作集「そこにはいつも、音楽と言葉があった」(音楽之友社)が出版されます

音楽之友社の公式サイトと版元ドットコムに告知が出ました。

かつて自分がつとめていた会社が、こうして「著作集」を出版してくれるのは、本当にありがたく、また不思議な巡り合わせを感じずにはいられません。

※版元ドットコムの紹介文より

独立して22年。音楽ジャーナリスト・林田直樹が著した数々のインタヴュー、評論、エッセイ、コラムの中から厳選した38本を収録。アルヴォ・ペルトに「祈り」の本質を聞き、シルヴェストロフからはプーチン政権への批判を引き出し、チェリビダッケ、武満徹、小澤征爾、サイモン・ラトルらとのとっておきのエピソードを明らかにする。そのどれもが音楽に対する深い造詣と限りない愛情に満ちた、エモーショナルな「文芸」である。また、フィリップ・グラス、湯浅譲二、アルヴォ・ペルト、ヴァレンティン・シルヴェストロフ、ガリーナ・ショスタコーヴィチ、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、ギドン・クレーメルの各インタヴューも掲載。巻頭書き下ろしエッセイ「背中を押した言葉たち」も秀逸。クラシック音楽の本質を追求した、林田直樹の集大成。

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784276200333

https://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?id=200330

もう少し追加すると、下記についての文章もあります。
今に残るカラヤン、グールド、フルトヴェングラーの影について
スティーヴン・ソンドハイム、アンドレ・プレヴィン、ピーター・ブルックの舞台
ギュスターヴ・モローの絵、ゲーテやフローベールの文学、映画「マチネの終わりに」
マリインスキー・オペラ回想、ポリーニの老いについて
エル・システマと日本の学校コンサート、ラドゥ・ルプーの記憶
ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、コンセルトヘボウの別の顔
オペラ考~ブリテン「カーリュー・リヴァー」、プーランク「カルメル派修道女の対話」、ベンジャミン「リトゥン・オン・スキン」
ポスト・クラシカルの背景にあるもの
まだラジオは音楽の媒介者であり続けられるのか

等々。2023年1月の刊行です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?